近畿地方の奥山・里山をフィールドに森林生態系の特徴と人との関わりを学ぶ、人間環境大学の実習が9月12日から2泊3日の日程で行われた。 実習には19人の学生が参加し、上賀茂試験地では講義の後、試験地に導入されたマツやタケの他、里山の特徴を有する都市近郊林の植生やシカの囲い罠を見学した。
実習メニューは、公開森林実習Iとほぼ同じであるが、上賀茂試験地での現地視察では、公開森林実習Iとはやや異なるコースを通り、シカの囲い罠を見学した。 公開森林実習Iと同様に、技術班による支援体制のもと、安全かつ効果的に実習が実施された。
上賀茂試験地での実習の後、受講生は芦生研究林に移動して奥山の森林生態系に関する実習を行い、最終日には北白川試験地でも引き続き実習が行われた。
ナギの解説
シカ囲い罠の見学