9月24日に京都大学の大学院横断教育プログラムである、ユネスコチェアWENDIのレジリエント社会創造ユネスコチェアコースの選択必修科目として提供されるクラスのプレセッションが行われた。 コースには、農学研究科、地球環境学舎、アジアアフリカ地域研究研究科、総合生存学館、工学研究科の大学院生11人が参加した。
上賀茂試験地の森林を観察して、森林植生の特徴や人間による森林資源の利用に関する解説を聞いた後、水質分析実習の手ほどきを受け、 森と人間の関わりが河川水質に影響することを学んだ。その後、「清流の茶室」と銘打った野点で日本文化に触れながら、森林と人間の関係を体験した。 技術職員2名にもお茶がふるまわれ、普段とは異なる試験地の自然を楽しむことが出来た。 最後に、野点の会場で、院生達による自然と人、社会とのつながりについて討論が行われた。
なお、このセッションでは、上賀茂試験地長が講師として水質分析実習や最後の討論に加わったほか、林内観察や野点会場の設営などに技術班が全面的に協力した。
Walking in Forests with Ecologists
Mini-Workshop
Tea room in the Flow with Tea Master