本試験地では、多くの外国産マツ(以下、マツという)を育成していますが、一部のマツは風倒等で現存数が少なくなっており、見本林として維持することが困難となっているエリアがあります。そこで、里山創生プロジェクトの一環として、2024年度からコナラやクヌギなどの苗木を植栽し、里山林への樹種転換を開始しました。2026年3月には、昨年度に引き続き、新たにこれらの苗木を植栽するイベントを予定しており、植栽エリアの確保を目的に、支障となるマツを同年1月から2月にかけて伐採しました。伐採したマツは計16本で、その胸高直径(以下、直径という)は平均41cm、樹高は推定で平均21mあり、安全に伐倒するためには技術力が求められます。直径の大きい個体や傾斜木は、チェーンソーに加え牽引具などを併用し、技術向上のため職員が交代で伐倒しました。伐採後は、重機に付属するウィンチで幹や枝葉を集積し、地拵えを行いました。幹材は実習等で行う薪割り体験や燃料等に利用する予定です。
※作業の一連はすべて有資格者が行っています。








text/長谷川 敦史
