森林内の植物の種を同定する実習が6月3日と7月8日の2回に分けて行われ、森林科学科の2回生27人が受講した。 受講者は識別のポイントについて解説を受けながらサンプルを採取し、約30種の樹木について観察した。 観察終了後には識別テストも行われた。
樹木識別テスト
テスト終了後の解説
森林内の植物の種を同定する実習が6月3日と7月8日の2回に分けて行われ、森林科学科の2回生27人が受講した。 受講者は識別のポイントについて解説を受けながらサンプルを採取し、約30種の樹木について観察した。 観察終了後には識別テストも行われた。
上賀茂試験地の森林をフィールドに生態系サービスについて考察する放送大学の面接授業が6月1日から2日間に渡って行われた。 府内外から18人が参加し、天然林の調査や樹木の識別方法、森林という空間を活用したネイチャーゲームを体験した。
初日は京都の植生の成り立ちや樹木の識別のポイントを解説した後に、標本館とガラス室を見学。 続いてヒノキが優占する天然林調査区で直径や樹高測定を行った。 2日目は検索表等を用いながら樹木識別テストを行った後、ネイチャーゲームを通して自然の見方、伝え方について学んだ。
樹木の葉や枝の特徴を把握し、識別方法を学ぶ実習が行われた。実習は2回に分けて行われ、1回目は4月16日にあった。 受講者はスマートフォンで画像撮影やメモを取りながら、約25種の樹木について芽の分類や分枝様式など、 樹木の生態について解説を受けた。落葉広葉樹でも既に開葉しているものもあればまだ冬芽のままのものもあり、 特に開葉の遅かったブナ科の識別には苦労していた。 観察終了後には識別テストも行われ、各自取ったメモを参照しながらテストに挑戦した。
2回目は5月21日に行われ、カナメモチの開花の様子や、シュートの伸長様式も観察した。
森林科学科3回生を対象とした前期の連続実習の初回としてフィールドデータの収集・記録・処理を課題に実習が行われた。 実習は2班に分かれて4月10日と17日に行われた。 受講生はGNSS(Global Navigation Satellite System / 全球測位衛星システム)受信機やコンパス内蔵レーザー測距器を用いた位置データの収集方法を コバノミツバツツジへのシカの食害調査等を通して学んだ。 今回収集したデータは翌日のGISの実習に用いた。