2024年12月14日に第5回目の最終公開森林実習Ⅲが行われました。はじめにガイダンスが行われその後、19林班に移動して里山整備とこれまでに植栽された果樹に試験地内で作った腐葉土の施肥が行われました。時間の関係で割竹挿入縦穴式土壌改良法を応用した施肥を果樹に1本だけ実施し、残りの果樹に対しては根元に腐葉土を敷く方法で行われました。さらに、雑草抑制実験を行うために現地の土の採取とシダ類の掘り取り作業が行われました。昼食をはさんで午後からは、雑草抑制実験として現地から採取した土にシダ類とローマンカモミール苗と種子をそれぞれ雑草抑制実験の効果が分かるようにプランターに植え付けが行われました。その後、ミーティングとレポート作成が行われ今年度の公開森林実習Ⅲが終了となりました。
当日は、実習補助及び安全管理、記録のため山内隆之再雇用職員が同行しました。




text/山内 隆之