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生まれたての子鹿

標茶区で行っている野生動物の自動撮影調査で撮れた動画です。

プルプル震える子鹿を親シカがペロペロしています。

獣害被害を思うと憎さの募るシカですが、こんな姿を見ると癒されます。

人間って勝手ですね。

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今年はなり年?

林道巡視で白糠区の山へ久々に入りました。

今年は木の花が目立ちます。様々な木が開花・結実している様子が見られました。この秋は実りの秋となるのでしょうか。

  • つぼみ シナノキ、オオバボダイジュ、サルナシ
  • 開花 ミヤママタタビ、ツルアジサイ、ホオノキ、ハクウンボク、ミズキ、ヤマブドウ
  • 結実 サワシバ、アオダモ、ヤマグワ、ハルニレ、オヒョウ

林道をゆっくり走りながら安全を確認し、被り枝や落枝(時にはエゾシカの角も)の除去をするという地味めな仕事なのですが、標茶ではあまり見られない樹種も多く、初夏の明るい森の中、開花の記録写真もとりつつ新鮮な気持ちで楽しく作業できました。

木に気を取られすぎによる脇見注意(自戒)。

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今年も咲いたササの花

昨年も投稿した(2023/6/19投稿ササの花)のですが、今年も標茶区林内にてセンダイザサ(オオクマザサ)と思われるササの花が開花しているのを確認しました。白糠の林内でも開花が見られるようです。

昨年は数株のみの確認だったのですが、今年は異なる場所でパッチ上に開花株が広がっている様子で、昨年よりも規模は大きいように感じます。

昨年、北海道内では道北、道央を中心にクマイザサが一斉に開花したとニュースにもなっていましたが、こちらのササはどのような開花のパターンで、開花後はどうなるのか、興味は尽きません。

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ノビネチドリ

研究用渓流水サンプルの採取中、エゾイラクサやミミコウモリなどの草に埋もれるようにノビネチドリが咲いているのを見つけました。綺麗に咲いている姿に出会えてラッキーでした。

見かけた場所はエゾシカの痕跡がたくさんある場所で、踏みつぶされたような跡の株もあり、安泰というわけにはいかないようです。今のところ積極的に保護をしているわけではないのですが、また会えるのを密かに願っています。

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エンレイソウの仲間

研究林内に見慣れぬピンク色のエンレイソウが咲いていました。

標茶区ではオオバナノエンレイソウ(Trillium camschatcense)が群生しているのがよく見られますが

  • オオバナノエンレイソウに比べて花弁が小さく、萼片とほぼ同長
  • 子房が紫がからない
  • 花弁がとがる
  • 花が横向きに咲く
  • 花弁がピンク色になることがある

以上の特徴からミヤマエンレイソウ(Trillium tschonoskii)でないかと判断しました。別名シロバナエンレイソウなのですが、この個体がその名の通り白い花弁だったらきっと見落としていたと思います。

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ニリンソウ

標茶区構内でニリンソウが花盛りです。

某コミックによると「肉のうま味を何倍にもする山菜」とのこと。ただ、トリカブトとの誤食がしばしば報告されていますので、もし試してみたいと思っても、花がついているものを選ぶようにしましょう。また、マダニも出ているので這いつくばって写真を撮るときもご注意ください。

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春の紅白競演

構内のエゾムラサキツツジとキタコブシが満開を迎えました。

今年は特にキタコブシの花付きがよく、木全体がふわっと白く浮かび上がるような姿を見せてくれました。
どの個体も総じて良く咲いているので、環境要因、例えば昨年の高温が影響しているのでしょうか。

野生の樹木の種子には年によって生産量が大きく異なる現象(結実豊凶)が見られます。北海道研究林でも標茶区、白糠区の天然林にリタートラップを設置して、継続したモニタリングを実施しています。

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ウンモンテントウ

風で倒れた標茶区構内見本林のトドマツの処理中に見かけない模様のテントウムシを見かけました。

ウンモンテントウ(Anatis halonis)というテントウムシの仲間です。黒い星の周りに白い縁取りが特徴で、もやっとした感じが雲の紋(模様)ということでウンモンということです。

山地性のテントウムシですが、涼しい北海道ということで標茶の低地にもいるのでしょうか。

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アズマイチゲが咲いています

白糠の構内にアズマイチゲ(Anemone raddeana)が咲いていました。

先日投稿したキタミフクジュソウ同様春を告げる花で、白糠区ではよく目にします。

東日本で発見され、茎の先に花が一つつくことから東一華と書いてアズマイチゲです。
白い花びらのように見えるのは実は萼片です。
アネモネやクリスマスローズなどキンポウゲ科の仲間には花弁がないものが多いそうです。
だからといって春先に枯草の中から現れる白い花の美しさが損なわれるわけではありません。

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福寿草が咲いています

標茶構内では3月下旬以降、キタミフクジュソウが咲いています。

昨年ほどではありませんが若干早く季節が進んでいるように感じます。

今週に入って前半は冷たい雨(後に雪に変わった)が続いていたのですが、雨も上がり一気に春らしい陽気になってきました。まもなく本格化する屋外作業に向けて準備が進められています。

冬の間になまった体も動けるよう、準備が必要です。