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北理研研究部生物研究委員会第3回研究協議会

【標茶】2月1-2日に北海道高等学校理科研究会による「北理研研究部生物研究委員会第3回研究協議会」が本研究林で行われました。北海道高等学校理科研究会は、北海道の高校教諭を対象にした理科教育の振興をはかる組織です。

今回は冬のフィールド研修というテーマで、林内での樹木識別、構内での昆虫トラップの説明や積雪調査等を行いました。またフィールド研修だけではなく、高大連携等についての意見交換会も行われ、高校と大学がより良く連携をする方法を模索することができました。

本研究林は、文部科学省教育関係共同利用拠点「人と自然のつながりを学ぶ森林フィールド教育共同利用拠点」に認定されていることもあり、今後も幅広く利用者を受け入れたいと考えております。
本研究林を利用した活動をお考えの場合には、些細なことでもまずはお気軽にご相談下さい(連絡先はTOPページ下部にあります)。

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標茶アドベンチャースクール(2019年度)

【標茶】1月18~19日、標茶町社会教育事業のしべちゃアドベンチャースクールが開催されました。今年度は鶴居村の小学生も参加し、小学生19人と高校生リーダー3人の計22人が、「冬の野外活動」というテーマでプログラムを行いました。

今年は積雪がほとんどなく、林内をスノーシューで歩く体験はできなかったものの、そんなことを忘れるくらいに林内散策等のプログラムを楽しんでいたようでした。
充実した2日間になったことだと思います。

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くしろ木づなフェスティバル2019

2019119日~10日にかけて釧路市観光国際交流センターにて開催された「くしろ木づなフェスティバル2019」でブース出展を行いました。
京都大学北海道研究林からは「森の研究室」inくしろとして、落ち葉プールで森のクイズ、顕微鏡で標本観察、VR体験、樹木や松ぼっくりの標本展示などを行いました。

落ち葉プールでは、子供たちは落ち葉を巻き上げ落ち葉まみれになりながら、研究林で観察された動物たちの写真を一生懸命に探していました。

顕微鏡での標本観察では、椅子の上に立たないと顕微鏡をのぞき込めないような小さな子供たちが「次はこれ、次はこれ、」と標本を取り換えながら顕微鏡をのぞいて「見えた!」と嬉しそうにする姿が印象的でした。また小学校高学年から大人の方は自分で顕微鏡を操作しながら、熱心に植物や昆虫の標本を観察していました。

VR体験では、360度カメラで動画撮影した実習の様子や、研究林の職員が20mほどもある木を伐倒する様子を、子供たちはあちこちに顔を向けながら楽しんでいるようでした。

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京大ウィークス2019 自然観察会

【白糠】10/19(土)に、白糠区の森で京大ウィークス2019の一環として、ミニ公開講座「自然観察会」を行いました。イベント開催地である白糠町の他、帯広市や斜里町など道東各地から20名の参加があり、秋の森を散策しました。
今年度は雨天での開催となりましたが、このようなイベントでないと雨の降る森に入ることが少ないと思いますので、いつもとはまた違った森の一面を見ることができたのではないでしょうか。

参加者の皆様は非常に意欲的に散策されていたようで、賑やかな声が絶えない楽しいイベントになったかと思います。

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大学の森で学ぼう2019

【標茶】8月2日、「大学の森で学ぼう ~土の微生物のはたらき~」を開催しました。
このイベントは、日本学術振興会のひらめき☆ときめきサイエンスのプログラムの1つとして実施しています。
今年度は小学生4人、中学生8人、高校生14人の計26人の参加があり、今まで開催してきた中で一番の参加者数となりました。

「土の微生物のはたらき」というテーマで、野外調査体験や、室内実験体験を行いました。
野外調査体験では、土壌中の微生物が出す二酸化炭素をCO2アナライザーで測定しました。
室内実験では、野外で集めた落ち葉や土中の植物根に付いている菌類を実体顕微鏡で観察したり、微生物が有機物を分解していることをガス検知管で確認する実験を行いました。

科学について触れるいい機会になったと思います。

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2019年度 沼幌小学校草木染教室

【標茶】6月27日、生徒数19人の沼幌小学校を迎えて、草木染教室を開催しました。

染料となる草木を集めるところから染色までの工程を一貫してみんなで行い、各々自由なデザインで布を染め上げました。

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2019年度 標茶小学校遠足

5月24日に標茶小学校3年生51人が遠足で北海道研究林にやってきました。
京都大学北海道研究林の概要説明を聞いた後に、構内の草花を観察し、身近な植物の勉強をしました。
普段は静かな構内も、笑い声あふれる賑やかな一日となりました。

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しべちゃアドベンチャースクール(2018年度)

【標茶】1月19~20日、標茶町社会教育事業のしべちゃアドベンチャースクールが開催されました。
小学生17人と高校生リーダー3人が参加し、「冬の野外活動」というテーマでプログラムを行いました。

一見何もないような冬の山でも、注意深く散策するとたくさんの色や音それに初めての体験など、素晴らしい発見がいくつもありました。
普段は静かな林内も賑やかな声に包まれて、小学生のみならず、参加したスタッフも楽しい一日となりました。

このイベントを通じ、何か一つでも心に残るものがあればいいなと思います。

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大学の森で学ぼう ~冬の森をしらべてみよう~

【標茶】1月12日、「大学の森で学ぼう ~冬の森をしらべてみよう~」を開催しました。
このイベントは、日本学術振興会のひらめき☆ときめきサイエンスのプログラムの1つとして実施しています。
今年度は小学生1人、中学生1人、高校生7人の参加でした。

~冬の森をしらべてみよう~というテーマで初めて冬に行い、構内で雪の断熱効果や水質の測定、土壌凍結そして冬の樹木についてフィールドワークと実験を行いました。
普段の生活で雪に慣れ親しんだ参加者が多かったものの、研究的な視点で雪や土壌を観察した時には新たな発見があったようで、時折歓声があがっていました。
樹木については構内の特徴ある樹種について、冬芽を中心に解説をしました。

雪の水質調査では、会議室でpHとEC(電気伝導度)を計測し、そのあと発表を行いました。

参加者からは「普段の授業では扱わないようなものについて、科学的な視点で学べて楽しかったです」等の声もあり、科学について触れるいい機会になったと思います。

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京大ウィークス2018 自然観察会


【白糠】10/20(土)に、白糠区の森で京大ウィークスイベントとして、ミニ公開講座「自然観察会」を行いました。近隣の地域から17名の参加があり、秋の森を散策しました。

「今シーズンの紅葉はどこもイマイチか…」 というような声を今年はよく耳にし、確かに森全体としては色づく前に葉を落としてしまった木や、まだ青々とした葉を茂らせている木が目につきます。下見をしながら少しやきもきした部分もありましたが、当日は参加者の皆さんに楽しんで頂けたようでホッとしました。

スタッフが解説を行いながら森の中に分け入り、様々な特徴や個性を持つ木々を間近で観察することができるこのイベントでは、鮮やかに赤く染まった一本のオオモミジに目を奪われたり、同じ樹種なのになぜ色の違いがあるのかという疑問が生まれたりと、ただ山を眺めるだけでは得られない体験となったのではないでしょうか。