【標茶】6月に行った自動撮影装置による野生動物モニタリングです。今回はフクロウがくっきり映っていました。何か装置が気になったのでしょうか?
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【白糠】北海道研究林では研究利用者の調査補助を行っています。
写真は林内河川で捕獲したハリガネムシです。昆虫類に寄生し、繁殖は水中で行うため、宿主である昆虫類の体内で化学物質を分泌し水中へ誘導するそうです。
【標茶】雨や曇の日が続き、ようやく積雪も消えようとしていますが、まだ彩りに乏しい標茶区です。
構内ではエゾリスが餌を食べている姿が見られます。
カラマツの球果が、エゾリスにかじられて小さなエビフライのようになっていました。
アライグマの生息を初確認
【標茶】林内に仕掛けておいた自動撮影カメラでアライグマが撮影されました。
標茶区での確認は今まで報告がないので初めてと思われます。
アライグマは本来日本に分布しない種なのですが、ペット用などで輸入された個体が各地で繁殖して問題となっています。
アライグマ自身には罪はないのですが、今後の動向を注視していく必要がありそうです。
【標茶】山は紅葉で色づいています。黄色や橙色に紅葉する木がほとんどなので、真っ赤なオオモミジがひときわ目を引きます。
モミジと言えば、鹿でしょうか。
花札や肉でおなじみの組み合わせですね。
自動撮影カメラに写っていました。
奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の
声きく時ぞ 秋はかなしき 猿丸太夫
エゾシカも冬毛に生え変わり、まもなく訪れる長い冬の準備をしています。
ネズミの家がありました
【標茶】カラマツの丸太をどかしたら、下からエゾヤチネズミがいっぱい出てきました。
まだ目が開いていない子供のネズミもおり、「今から飼ったら懐くかな~」なんて思いを馳せてみたり……。
おのずと作業が慎重になりました。
【標茶】ルリボシヤンマがいました。
夏の日差しの下、ヤナギにとまって休憩中でしょうか。(2011.9.1)
自動撮影でみる動物の姿
【白糠】7月中に行った自動撮影装置による野生動物モニタリングで写っていた写真です。
左がクロテン、右はヒグマです。いずれも普段仕事していて目にすることは、ほとんどないのですが、自動撮影によってその生態の一部を垣間見ることができます。
圧倒的にエゾシカやキタキツネの撮影数が多いのですが、たまにこういった動物たちが姿を現してくれるとちょっぴりテンションが上がります。
エゾライチョウの親子に遭遇
【標茶】車で林道を走行中、視界を茶色い影が横切りました。
エゾシカ?と思い車を止めると、わらわらと小さい塊が茂みの中へ。
エゾライチョウは何度か見ていましたが、親子で居るのは初めてでした。
何羽かは小さいながらも羽ばたいて枝にとまっていました。
翌日は白糠区の林道でも親子が見られたということです。
ホームページもリニューアルし、心機一転。
加速する春の陽気に林内も徐々ににぎやかさを増してきています。
どこからか聞こえてくる何かの声。。。
鳥かと思いきや
どうやら声の主はエゾアカガエルのようでした。
近づいて卵に触っていると、親カエルと目が合いました。
あと、サンプルの採取をしました。
樹冠へのアプローチとヤナギの同定は難しいですね。