【標茶・白糠】9/5~12の期間、「研究林実習Ⅲ 夏の北海道」を実施し、農学部21名の学生が参加しました。
白糠区の天然林の毎木調査や、道東地域の特徴的な土壌の観察では、不安定な天候の中でのフィールドワークはつらかったと思いますが、みんな頑張ってくれました。
9日に予定していたカラマツ植栽は、荒天のため翌日に持ち越し、標茶町郷土館と塘路エコミュージアムセンター見学に変更。
天気が回復した後半には、カラマツ人工林の間伐と植栽を行い、多少の変更をしながらも全てのメニューを実施する事ができました。
最終日には見事な青空の下、西別岳に登りました。山頂からクリアに摩周湖まで見渡せるほどの良コンディションで、見事な景色を堪能し、実習を締めくくりました。
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京大ウィークス2015 自然観察会
【白糠】10月17日に白糠研究林で、京大ウィークスのイベント、ミニ公開講座「自然観察会」を開催しました。今回の催しには、30人の応募があり、当日は26人が参加され、中には三重県からお越しの方もおられました。
午前中はスタッフが解説しながら遊歩道を散策し、午後からは毎木調査体験なども行いました。
数日前に低気圧が通過した影響で、林内では倒木や落枝が少し目立っていましたが、人の手があまり入っていない天然林という印象を強めてくれていたのではないでしょうか。
京都大学の北海道研究林での取り組みを一般の方に知ってもらえる貴重な機会なので、今後もより魅力的なイベントになるよう努力していきたいと思います。
標茶も白糠もいろいろな花が咲き、木々も地面も賑やかになってきました。オオヤマザクラの開花はここ数年で一番早い5月8日の開花で、今年は多くの花の開花が少し早い感じがします。
京大ウィークス2014 ミニ公開講座
【白糠】気持ちの良い秋晴れの中、10月19日にミニ公開講座「自然観察会」を開催しました。京大ウィークス参加イベントで、子供から大人まで、13名の参加がありました。
普段はなかなか見ることのできない白糠区の天然林を散策しながら、樹木の解説や北海道研究林が行っている調査研究の紹介をしました。
今年は例年よりも紅葉が鮮やかで、真っ赤なオオモミジ、黄金色のイタヤカエデやダケカンバ、黄色からオレンジ色のグラデーションが見事なミズナラ、そしてそれらにアクセントを加える深緑のトドマツ。
この地域らしい針広混交林の多様な樹木が織りなす色彩は本当に見事でした。
9月6~13日、京都大学の学生実習「研究林実習Ⅲ」と「北海道東部の人と自然」が行われました。農学部、理学部、工学部から合計25人が参加し、課題に取り組みました。
標茶区の林内では土壌調査とカラマツの間伐を、白糠区では天然林の毎木調査を行いました。
また、火山灰によって特徴付けられる土壌断面やカラマツの大規模造林地であるパイロットフォレストなどを見学したり、霧多布湿原ではエゾモモンガに出会えたり、様々な角度から道東地域の自然に触れ、理解が深まったことでしょう。
最終日に予定していた西別岳登山は、悪天候のため摩周湖の外輪を歩くのみとなってしまいましたが、木々の間から時折見える、霧に包まれた摩周湖はとても神秘的でした。川湯エコミュージアムから硫黄山までの遊歩道で観察できた、植生がだんだんと移り変わる様子も他では見られないものです。
参加した学生の多くは森林科学科の3回生ということもあり、手際よく、そして生き生きとメニューをこなしてくれたことが印象的でした。
【白糠】林道にて。
いっせいに実をつけました。指先ほどの大きさのイチゴです。
ムラサキケマン・ヒトリシズカ
【白糠】 山では春らしい花々が咲き始めています。日差しも暖かくなり散歩が楽しい時期になりました。
フクジュソウ・フキノトウ
【白糠】 白糠研究林では雪も少なくなりフクジュソウやフキノトウが見られました。春がもうそこまで来ています。
京大ウィークス2013 自然観察会が行われました
【白糠】10月27日(日)に京大ウィークス2013 ミニ公開講座 「自然観察会」を行いました。今回は、白糠町教育委員会との共催のため、ふるさと未来塾の子供達を含めて39名の参加がありました。当日は林内散策、落ち葉のしおり作成、木のコースター作成、樹木の調査体験を行いました。ご参加していただいた皆様、ありがとうございました。