【白糠】8日、桜前線がようやく五稜郭公園(函館)に到着しました。これは1984年以来、29年ぶりの遅い開花だそうです。白糠では『桜』はまだまだ先になりそうですが、林道わきにはサクラソウが咲いてました。少しづつ春が近づいてきているようです。
【白糠】8日、桜前線がようやく五稜郭公園(函館)に到着しました。これは1984年以来、29年ぶりの遅い開花だそうです。白糠では『桜』はまだまだ先になりそうですが、林道わきにはサクラソウが咲いてました。少しづつ春が近づいてきているようです。
【白糠】 林内にはまだ雪が残りますが、フキノトウは春の訪れを察知したようです。
日だまりにはフクジュソウも咲いてました。
【白糠】連日の猛暑でしんどいです。林内でオオウバユリを見つけました。暑さに負けずに堂々としています。今年の白糠の実生(発生)調査は例年に比べて多く少し大変でした。
【白糠】北海道研究林では研究利用者の調査補助を行っています。
写真は林内河川で捕獲したハリガネムシです。昆虫類に寄生し、繁殖は水中で行うため、宿主である昆虫類の体内で化学物質を分泌し水中へ誘導するそうです。
【白糠】「1林班の谷には滝がある」
伝え聞いてはいたものの見たことのなかった滝を探しに行きました。
凍って歩きやすい・・・ということもなく、スノーシューをしてもズボズボとはまりながら谷を遡行すること数十分(意外と近い)。それっぽいところに到着するも、見えるのは雪の壁とちっちゃな滝つぼ。
その姿はイメージにあった氷結した滝とは違ったものでしたが、研究林の新たな姿を見ることができたという小さな達成感を抱いて、帰路につきました。
【白糠】秋は固定標準地の調査が集中します。
普段足を踏み入れる機会の少ない場所にも行くこともあり、新たな発見もしばしば。
白糠の天然林ではカツラはよく見られますが、この日は根元がアーチ状に抜けている株立ちのカツラを見かけました。以前にあった太い親木が枯れて周りが残ったのでしょうか。
長い時間をかけてできた森の造形には驚かされます。
【白糠】林道脇に種子を大量につけたアサダがありました。
近くで見ると、途中で折れていました。枯れてはいませんでしたが、相当のダメージを受けている様子。
枯れる前に子孫を残すため、最後の力を振り絞って花をつけたのでしょうか。
連環学実習が終わり、静けさが訪れたと思ったのもつかの間、9月4日から11日にかけて北海道研究林で研究林実習Ⅲが行われました。こちらの実習は森林の3年生が主体で、一層元気にフィールドを堪能していきました。
実習前半は雨で、天然林のプロット調査ができなくなったのが残念でしたが、カラマツ造林地の間伐、土壌の調査、西別岳登山は天候に恵まれました。
混んだ林分でもスムーズに伐採できるよう、高山や湿原の植生でも聞かれたら答えられるよう、職員も日々精進が必要です。次の研究林実習は冬です。またのお越しをお待ちしております。
7月23日(標茶区)と30日(白糠区)に昨年に続いて公開講座を開催しました。それぞれ町内から約10人が参加して構内の植物を使った草木染めを体験していかれました。
職員も何度かやってきているのですが、仕上がりは良くも悪くも予想を裏切ってくれることが度々でやるたびに新鮮味があります。
まだまだ慣れない部分が多いのですが、次回、さらにその次に向けて内容を検討して磨きをかけていければと思います。