台風7号及び8号に伴う大雨による災害発生のため、試験地内の以下の箇所について、6/26(金)より車両の交通規制を行います。現在、復旧作業を進めており、規制解除等については随時更新いたします。その他の箇所についても、走行の際には十分ご注意をお願いたします。試験地をご利用の皆様には、ご不便をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。
規制内容
規制内容:通行止他
開始日時:2026/6/26 16:00~
解除日時:未定
規制時間:終日
台風7号及び8号に伴う大雨による災害発生のため、試験地内の以下の箇所について、6/26(金)より車両の交通規制を行います。現在、復旧作業を進めており、規制解除等については随時更新いたします。その他の箇所についても、走行の際には十分ご注意をお願いたします。試験地をご利用の皆様には、ご不便をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。
規制内容
規制内容:通行止他
開始日時:2026/6/26 16:00~
解除日時:未定
規制時間:終日
2026年6月6、7日にフィールド研の吉岡崇仁特任教授による放送大学京都学習センター面接授業「人間と自然の相互作用」が行われ、19名の学生が参加しました。この授業は専門科目(自然と環境)の一つとして開講され、樹木識別実習と水質分析実習を通して、森林と水域の物質的なつながりを把握する方法を学ぶこと、さらに、森林の多面的機能や環境の価値、環境意識について学ぶことで、森と水域、森と人間とのつながりの大切さを理解することを目的にしています。
初日は、午前中にフィールド研及び上賀茂試験地の概要説明が行われた後、樹木識別の方法を学び、10種類の枝葉のサンプルを見ながら、種を同定する実習を行いました。その後、試験地内を散策し、京都市内に自生する樹種を中心に、その特徴や同定のポイント等の解説を交えながら観察しました。午後は、気温や降水量による森林の違い、森林の多面的機能の紹介、人々の環境への関心と価値判断の多様性、地球の歴史とこの授業における生物圏の定義など様々なテーマで講義が行われました。
2日目はパックテストによる水質分析実習が行われました。分析には、前日に採取した事務所構内や近隣の河川の水、市販のミネラルウォーターなどを使用し、硝酸、CODなど5項目をデジタルパックテストで測定しました。実習生のパックテストに対する関心は高く、昼休憩の時間も多くの参加者が測定を続けていました。午後は環境問題と経済学の関わりについて講義が行われました。また、あいにくの雨天ではありましたが、小降りの合間を見て炭窯の見学も行うことができました。
全体を通して参加者の意欲が高く、講義中の反応も良好で、多くの質問が寄せられていました。
当日は、安全管理及び記録、補助のため、北川技術職員と長谷川技術職員が同行しました。






文:北川 陽一郎 長谷川 敦史
2026年5月16日に、松岡講師による「芦生研究林の菌類多様性に触れよう」、杉山助教による「北海道のきのこの多様性と生き方」の2つのILASセミナーが合同で開催され、併せて11人の学生が参加しました。午前中は杉山助教による上賀茂試験地の概要紹介、松岡講師による菌類についての講義の後、標本館の見学とシイタケほだ場の観察を行いました。ほだ場では時期外れながらもシイタケを採取することができ、昼食のキノコ汁に加えることができました。
午後からは樹木や菌類の観察を行いながら移動し、シイタケの駒うち体験と手斧を使用した薪割り体験を行いました。駒うちでは、ほだ木の固定、電動ドリルによる穴あけ、種駒の打ち込み、といった役割分担を学生たちが自主的に工夫して行っていたため効率よく作業が進んでいました。薪割り体験では、直径20㎝ほどのマツの丸太を小割にしていく作業を行い、昼食のキノコ汁を作る際に使った薪がどのように作られたのか、実際に手を動かして体験してもらいました。フィールドで観察できた菌類は少なかったですが、シイタケ栽培や薪割りなど、上賀茂試験地の里山的な利用と菌類の関わりを体験してもらえた実習になったのではないでしょうか。
本実習には安全管理及び記録・薪割り・駒うち指導のため岸本技術職員、紺野シニアスタッフが同行しました。





文:岸本 泰典
2025年度の公開森林実習Ⅲが、10/4、10/18、11/8、11/29、12/13の5日間にわたって行われました。この実習は、他大学学生を対象として実施され、里山の利用と保全について体験的に学習することがテーマです。第1回目はガイダンスと実習地の見学、最終回は実習の振り返りと改善点などを洗い出し、次年度以降の実習に活かす引継ぎ事項をまとめる作業が行われます。ここでは、2回目(10/18)から4回目(11/29)にかけて行われた炭焼きに関する内容について報告します。
炭窯に材を詰め込む作業は、職員によって事前に9割ぐらいまで行われ、10/18の実習で最後の木材を詰めて耐火レンガと泥で蓋をする作業が行われました。そして次回11/8に取り出せる予定で火入れを開始しました。しかし、窯内部の温度がなかなか上がらなかったため間に合わず、11/8の実習では紺野技術職員の解説を聞き、煙突からの煙の状態や温度の時間経過などを確認しました。その後、火入れ期間中はブロアやサーキュレーターで風を送り込み続けて温度が上がるように試みて、やっとのことで材が自然と燃焼を始める300度近くまで温度が上がり、11/11に焚き口も完全に閉じて冷却に入りました。4回目となる11/29は、大阪産業大学の生物資源活用実習も合同で行われ、窯から炭を取り出す作業も一緒に行うことができました。肝心の炭の出来栄えは上々で、詰めた材料809.5kgに対して212.5kgの炭が出来上がりました。実習3回にわたって材の充填、製炭中の観察、炭の取り出しを体験できたことで、里山から炭という資源を得ることやその大変さについての理解を深めることができたのではないでしょうか。
記録および安全管理、実習補助として、大橋技術職員、岸本技術職員が実習に同行しました。
text/岸本泰典





2025年11月22、23日に、吉岡崇仁教員による放送大学京都学習センター面接授業「森林に対する環境意識」が行われ、19名の学生が参加しました。この授業は専門科目(自然と環境)として開講され、植物・林相観察をしながら、人間と植物・森林との関わりについて考え、環境に対して人間が抱く「環境意識」について考察すること、環境哲学や環境倫理学、さらには環境経済学にも触れながら、その意識のもとで森林の価値を判断していることを体系的に把握することを目的にしています。
初日は、植物・森林に対する関心を高めるため、講義により日本の自然環境と人間活動のもとでの森林の成り立ちが説明され、その後、樹木の枝サンプルを使った樹木識別や北白川試験地の見本樹見学で実際の植物に触れました。午後からは、この授業の本題である環境意識や環境の価値とは何かを深掘りする講義が行われました。
二日目は、講義「森林の多面的機能・生態系サービスと価値の関係」が行われ、森林が持つ様々な機能やサービスはいくつかのグループに分けられ、それぞれが相互に関係していること、人々の生活や環境によって、それらの価値判断が異なることなどがデータで示されました。その後、これらのデータを収集・解析するための方法として、環境意識調査法が紹介されました。講義の後、北白川試験地に生育する見本樹のうち、日本の各気候帯に分布する代表的な樹種を観察し、大学周辺の街路樹も見学しました。散策後は、フィールド科学教育研究センターが推進する「森里海連環学」について解説され、最後に質疑応答及びレポート作成が行われました。
実習の記録及びサポートとして、北川技術職員、長谷川技術職員が対応しました。
※今年度の授業は、一部プログラムを変更して実施されました。




文:北川陽一郎 長谷川敦史