カテゴリー
2024イベント イベント

里山おーぷんらぼ(2024年度第8回)

12月14日に第9回里山らぼが行われ、高校生、大学生、研究者、NPO法人森守協力隊のメンバー等15名が参加しました。今回は1月に予定している植樹活動に向けた準備として、植栽地の整備(地拵え作業)や植栽場所を明示する竹杭の作成を行いました。地拵え作業は植栽場所に放置されている太い丸太を斜面下へ転がすという重労働でしたが高校生や大学生の活躍があり、きれいに整備されました。整地された斜面に作成した竹杭を等間隔に打ち付け、植栽場所の目印としました。これにより、1月の植樹に向けての準備は整いました。当日は、安全管理及び記録のため紺野絡技術職員と大橋健太技術職員が同行しました。

文:大橋 健太

カテゴリー
2024実習 学生実習

公開森林実習III −森林・里山の生態系サービスを学ぶ−(2024年度第5回)

2024年12月14日に第5回目の最終公開森林実習Ⅲが行われました。はじめにガイダンスが行われその後、19林班に移動して里山整備とこれまでに植栽された果樹に試験地内で作った腐葉土の施肥が行われました。時間の関係で割竹挿入縦穴式土壌改良法を応用した施肥を果樹に1本だけ実施し、残りの果樹に対しては根元に腐葉土を敷く方法で行われました。さらに、雑草抑制実験を行うために現地の土の採取とシダ類の掘り取り作業が行われました。昼食をはさんで午後からは、雑草抑制実験として現地から採取した土にシダ類とローマンカモミール苗と種子をそれぞれ雑草抑制実験の効果が分かるようにプランターに植え付けが行われました。その後、ミーティングとレポート作成が行われ今年度の公開森林実習Ⅲが終了となりました。
当日は、実習補助及び安全管理、記録のため山内隆之再雇用職員が同行しました。

文:山内 隆之

カテゴリー
2024実習 学生実習

公開森林実習III −森林・里山の生態系サービスを学ぶ−(2024年度第4回)

2024年11月30日に公開森林実習Ⅲの4回目が行われました。3名の学生のほか、京都大学学術情報メディアセンターの教員1名と学生2名も研究利用のため同行しました。舘野隆之輔教員による講義の後、里山ラボの花壇を少し見学し、実習で植栽する計画についての議論が行われました。午後からは実習地に移動し、藤井弘明技術職員と岸本泰典技術職員によるチェーンソーの解説の後、実際にマツ枯れ被害木の伐倒を見学しました。その後は各自チェーンソー防護衣を装着し、土留め用に準備した細いヒノキの玉切りや伐倒した松の枝払いなどでチェーンソーを体験し、広場に平坦な休憩場所を作る作業に取り掛かりました。学生たちが積極的にチェーンソーの作業を行ってくれたことで、丸太のイスだけでなく幹を縦挽きしたテーブルも完成し、一息つくのにぴったりな休憩場所が出来上がりました。イスやテーブルは、しばらくは松ヤニでべたつくと思いますが、快適に使えるようになるのが楽しみです。
当日は、実習補助及び安全管理、記録のため藤井弘明技術職員と岸本泰典技術職員が同行しました。

text:岸本泰典

カテゴリー
2024イベント イベント

里山おーぷんらぼ(2024年度第7回)

11月9日に2024年度第8回目の里山おーぷんらぼ(以下、らぼという)が開催されました。高校生や大学生、NPO法人職員等14名が参加しました。当日は9時から、らぼの概要説明と参加者の自己紹介が行われた後、里山整備エリアに移動し、昨年度末に植栽した有用樹および獣害防除用電気柵の周囲の下草刈りを行いました。その後苗畑に移動し、来年1月に予定している苗木の植栽準備として、簡易的な根回し(根の切除および根鉢の整形)および枝葉の切詰めの他、除草、シソ等の種子採取を手分けしながら行いました。また、今後の竹炭生産のための材料づくりのため、竹割りを体験しました。当日は安全管理及び記録、サポートのため長谷川敦史技術職員が同行しました。

text/長谷川 敦史

カテゴリー
2024イベント イベント

秋の自然観察会-京大ウィークス2024-

2024年10月26日(土)に秋の自然観察会(京大ウィークス2024参加イベント)を開催しました。今年度も20名の定員を上回る応募(34名)があり、最終の参加者は18名となりました。当日は、事務所前で受付をした後、坂野上なお教員より試験地の概要説明を行ったあと、大橋健太技術職員による注意事項およびコース等が説明されました。その後、テーマの異なる3班に分かれて、各班の教員により解説をしながら、試験地内の林道沿いを中心に散策を開始しました。今年度は、1班「里山での資源の循環」、2班「森を観察する」、3班「この森のなりたちを考えてみる」の3つのテーマと、各テーマに沿ったコースを2つ設定しました。1班では、舘野隆之輔教員により、里山と人の暮らしのつながりを中心にその歴史や地域による違いなどが解説されました。これまで先人たちが利用してきた樹木の紹介とその利用法なども説明され、学生が整備している里山実習地の見学を通して、これからの里山の利用について考察しました。2班では、中西麻美教員による解説とともに、ポケットサイズの検索図鑑を使用した樹木の観察と同定を行いました。林道沿いで見られる様々な樹種について、樹種ごとの生態的特徴や似ている種との違いなどが解説されました。3班では、坂野上なお教員による試験地やその周辺の歴史的な成り立ちや現在に至るまでの環境や活動に変化に関する解説のほか、マツ属をはじめとする外国産見本林の見学、ヒノキを主とする天然林とその成り立ち、近年におけるシカなどの野生動物が環境に与える影響などについて学びました。その他、ガラス室で育成している導入種や標本館など、施設見学も行いました。
 参加者からのアンケートには、「多種多様な外国産樹木を観察でき面白かった」、「里山の課題と活用について理解することができた」、「樹木識別の方法がわかり、知識が広がった」といった感想が多く寄せられ、また、「開催回数を増やしてほしい」、「講義(座学)も設定してほしい」など肯定的な改善要望も多数あった。今後はこれらの意見を参考に、さらによりよいイベントにしていきたいと思います。

text/大橋健太、岸本泰典、長谷川敦史