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2025実習 学生実習

ILASセミナー:里山の物質循環―燃料・肥料・食料から考える―

8月7~8日にILASセミナーが行われ、学部1年生が参加しました。今回は「里山の物質循環-燃料・肥料・食料から考える-」を炭焼き体験を通して学ぶことが目的です。屋外ではドラム缶炭焼き窯を使って竹を材料にした炭焼きを行いました。学生たちは技術職員の指導のもと、窯に竹を詰め込む、隙間を粘土で塞ぐなどの作業を行い、火が点いた後も煙の色やにおいなどを体験しました。また、講義では舘野教員による物質循環や素材としての炭の可能性などを学びました。
実際の体験を交えた実習に参加した学生たちは興味深々な様子で、より深い学びになったのではないでしょうか。当日は北川技術職員、岸本技術職員、長谷川技術職員が安全管理および実習指導、記録を行いました。

文:北川 陽一郎

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フィールド 業務報告

モニタリングサイト1000堆積落葉層および土壌採取

7月23日に、モニタリングサイト1000(以下、モニ1000という)に係る調査を行いました。モニ1000は「日本の複雑で多様な生態系の劣化をいち早くとらえ、適切に生物多様性の保全へつなげる」ことを目的に、環境省が2003年に始めた事業で、全国に1000か所以上の調査地(サイト)があります。当試験地は2007年より森林・草原調査のコアサイトの一つとして、毎年調査を行っています。今回は堆積落葉層および土壌の動態を把握するため、これらの採取を行いました。この採取は甲虫調査の一環として行っています。堆積落葉層は堆積有機物層ともいわれ、A0層と表記されます。A0層の性状により、その下に続くA、B層といった土壌層への水の浸透性(浸透能)が変わります。A0層は、25cm四方の枠を基準に、その範囲内の有機物を、剪定鋏や根切りナイフ等を用いながら、採取します。土壌層に近くなるほど、有機物が細片化し、土壌層との境が判りにくくなります。土壌は3年に一度の頻度で、先に採取したA0層の下部に、採土円筒(約100cc)を土壌の上面と一致するまで埋め込み、根切りナイフ等を用い円筒の下面を押さえながら引き出します。円筒からはみ出た礫や樹木等の根を取り除き、採取します。
モニ1000調査に関する詳しい内容はこちら

text/長谷川 敦史

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2025イベント イベント

里山おーぷんらぼ(2025年度第3回)

令和7年6月14日(土)に第3回里山おーぷんらぼが開催されました。大学生・大学院生5名、一般社会人4名、フィールド研教職員3名の計12名が参加しました。当日はあいにくの雨天でしたが、朝9時に講義室に集合された皆さんはガイダンス、自己紹介の後、18林班工藝の森エリアに移動してエリア内の草刈りを行いました。慣れない鎌を使っての作業でしたが、皆さんの頑張りもあって1時間半ほどで草刈りが終了しました。その後苗畑エリアに移動して、7月のらぼで実施予定の竹炭の材料を製作しました。集められていた竹材を斧や竹割機で5~6等分に割り、内側の節をハンマー等で取り除きました。すべての作業が終わった後は昼食、今後やってみたい活動の話し合いなどをして解散となりました。
当日は、安全管理及び記録のため紺野絡技術職員が同行しました。

文:紺野 絡

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お知らせ

事務所閉室について

上賀茂試験地は、本学規定により下記の期間は事務所を閉所いたします。当試験地をご利用の皆様には、ご不便をおかけいたしますが、ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。期間中に試験地の利用をご希望の方は事前にご連絡をお願いいたします。

2025年8月12日(火)、13日(水)

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2025実習 学生実習

ILASセミナー 木文化再生−森林から都市へ

2025年6月14日(土)に「ILASセミナー 木文化再生-森林から都市へ」が行われました。当日は様々な学部に所属する本学1回生の学生8名が参加しました。この授業は、森林や里山環境の在り方、日本の木材生産と森林の実態、地域に根ざした伝統木造建築(風土建築)の維持継承、都市木造建築の可能性、木造建築と災害などを概観し、日本の木文化再生について考えることを目的とし、この上賀茂試験地での野外実習を通して、講義で学んだ知識と現場との関連を理解することを目標に開講されています。10時に試験地に集合した後、観察会コースを散策し、京都市の二次林でみられる樹木や試験地に導入された様々な外国産樹木の観察を通して、木材としての利用や用途について学びました。午後は標本館でマツ属やタケ亜科を中心とした標本や、試験地で行っている里山整備の様子を見学しました。その後、上賀茂試験地の歴史と概要について坂野上教員の講義が行われ、最後に質疑応答の時間がとられました。この日は終日雨天でしたが、無事に終了しました。
当日は、記録および安全管理、実習補助として長谷川技術職員が同行しました。

text/長谷川 敦史