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2021実習 学生実習

生物育成実習(京都教育大学 教育学部産業技術科学科1、2回生)

この実習では里山の森林・生態・林業・林産業などをテーマに、12月1日に行われ、14名の学生が受講しました。薪割りや炭窯など林産業の現場や獣害用の罠の見学、樹木識別などを行いながら試験地内を約1㎞散策し、里山の維持管理を中心に学びました。

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生物基礎実験A(京都府立大学生命環境学部1回生)

生物基礎実験Aは1回生を対象とした実習で、4月23日、7月2日、11月19日の3回行われました。各回ともに50名ほどの学生が参加し、樹木が密な場所と疎な場所2つの林分にプロットを作りを行いました。植生の階層構造ならびに調査区内の実生の数を調べ、2つの森林の光環境および温度環境を測定し,それらの環境要因が森林の様子とどのように関わっているかを考察しました。

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身の回りの自然を知ろう(放送大学面接授業)

この授業は、放送大学専門科目の一つである「自然と環境」コースに位置づけられており、11月6、7日に10名の学生が受講しました。初日は、森林生態系および樹木識別方法についての講義の後、多様な樹種の識別方法、土壌および環境の見方、簡単な毎木調査が行われました。2日目は、樹木識別の復習を行った後、身近な自然環境である里山において、その生態系の特徴を推察し、最適な生態系管理について検討しました。さらに、授業を通して得た知識をどのようにして周囲の人に伝えるのか、表現方法や伝達方法について養成しました。

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森林利用学実習及び実習法(森林科学科3回生)

例年、芦生研究林で行われていますが、新型コロナによる制限により、今年度は9月28、29日に上賀茂試験地にて振替で行われました。森林の持続的管理と利用のために必要な方法論および基礎的技術について、毎木調査およびチェーンソ-による玉切り体験を通して学習しました。毎木調査では、調査区(プロット)を設定し、プロット内の樹木について、胸高直径、樹高、樹木位置、樹冠幅を測定しました。測定データをもとに、樹木位置図を作成し、樹種構成や林況把握を試みました。玉切り体験では、チェーンソーの取扱いや安全衛生について学び、油圧ショベルの操作も体験しました。

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ILASセミナー:京都の文化を支える森林-地域の智恵と生態学的知見(全学1回生)

近畿地方の奥山・里山において、森林生態系の特徴と課題、森と人の関わりを理解することを目的に、9月15日から17日まで行われました。初日は上賀茂試験地にて、近畿地方中部の里山の特徴を有する都市近郊林の自然植生とナラ枯れ・マツ枯れ被害などの課題を中心に学びました。最初にガイダンス及び安全講習が行われ、その後、試験地内を散策しながら里山の変化について学びました。既設の二次林プロットでは毎木調査を行い、調査後には、マツ枯れ被害木を利用したチェーンソーによる玉切り体験を、技術職員の指導のもと実施しました。
最後に、「京都の文化を支えてきた森林」と題して講義が行われ、初日は終了となりました。