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公開森林実習Ⅲ(他大学1-4回生)

公開森林実習Ⅲは、他大学生向けに設定された実習科目で、里山生態系サービスの利用や保全のために必要となる基礎的な作業を自ら体験しつつ、実験区を将来的に里山生態系として持続的に利用していくことを目標に、10月9日~12月11日の土日を利用して全6回開催されました。履修生達は、実習計画を自ら企画し、試験地の教職員のサポートのもとで炭作りや薪割りなど持続可能エネルギーとして利用される資源作りの実習、実験区内の草刈り、果樹の植樹、シカ柵設置、チェンソーの体験など里山整備に関わる実習、草木染めや干し柿作り、シイタケ栽培など食糧資源の利用に関する実習と、バラエティ豊かな内容で行われました。

この実習は、「人と自然のつながりを学ぶ森林フィールド共同利用拠点」(文部科学省認定)実習として実施されています。

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生物育成実習(京都教育大学 教育学部産業技術科学科1、2回生)

この実習では里山の森林・生態・林業・林産業などをテーマに、12月1日に行われ、14名の学生が受講しました。薪割りや炭窯など林産業の現場や獣害用の罠の見学、樹木識別などを行いながら試験地内を約1㎞散策し、里山の維持管理を中心に学びました。

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生物基礎実験A(京都府立大学生命環境学部1回生)

生物基礎実験Aは1回生を対象とした実習で、4月23日、7月2日、11月19日の3回行われました。各回ともに50名ほどの学生が参加し、樹木が密な場所と疎な場所2つの林分にプロットを作りを行いました。植生の階層構造ならびに調査区内の実生の数を調べ、2つの森林の光環境および温度環境を測定し,それらの環境要因が森林の様子とどのように関わっているかを考察しました。

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身の回りの自然を知ろう(放送大学面接授業)

この授業は、放送大学専門科目の一つである「自然と環境」コースに位置づけられており、11月6、7日に10名の学生が受講しました。初日は、森林生態系および樹木識別方法についての講義の後、多様な樹種の識別方法、土壌および環境の見方、簡単な毎木調査が行われました。2日目は、樹木識別の復習を行った後、身近な自然環境である里山において、その生態系の特徴を推察し、最適な生態系管理について検討しました。さらに、授業を通して得た知識をどのようにして周囲の人に伝えるのか、表現方法や伝達方法について養成しました。

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森林利用学実習及び実習法(森林科学科3回生)

例年、芦生研究林で行われていますが、新型コロナによる制限により、今年度は9月28、29日に上賀茂試験地にて振替で行われました。森林の持続的管理と利用のために必要な方法論および基礎的技術について、毎木調査およびチェーンソ-による玉切り体験を通して学習しました。毎木調査では、調査区(プロット)を設定し、プロット内の樹木について、胸高直径、樹高、樹木位置、樹冠幅を測定しました。測定データをもとに、樹木位置図を作成し、樹種構成や林況把握を試みました。玉切り体験では、チェーンソーの取扱いや安全衛生について学び、油圧ショベルの操作も体験しました。