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2023実習 学生実習

自然環境演習(京都精華大学人間環境デザインプログラム1回生)

6月3日(土)に京都精華大学人間環境デザインプログラム1回生を対象に、第二回目の自然環境演習が実施されました。今回はフォトグラメトリについて学び、写真や動画を利用した3Dモデルの作成体験が行われました。今回の実習内容は昨年建築基礎実習として行われましたが、今年より自然環境演習の一環で実施されています。
 午前10時より実習が始まり、京都精華大学のAndrea Urushima教員から実習の概要説明が行われました。その後、大阪産業大学の赤石大輔教員による講義が行われ、これまでに上賀茂試験地などで作成された3Dモデルの紹介などが行われました。次に、京都精華大学のAtticus Sims教員による講義が行われ、京都の伝統や文化を保存するために作成した3Dモデルについて紹介がありました。
フォトグラメトリについて学んだ後は、スマートフォン用アプリのLuma AIを利用して、学生それぞれが選んだ対象の動画撮影を行い、3Dモデルの作成を行いました。最後に作成した3Dモデルについて解説があり、午後0時半ごろに実習を終了しました。
昨年の実習ではAgisoft Metashapeを利用していましたが、3Dモデルの生成については、AIの発展により毎年のように新しいソフトウェアが開発されているそうです。この分野は常に新しい情報を収集していくことが大事であるとのことでした。当日は荒井技術職員が記録および実習補助にあたりました。
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文/荒井 亮