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自然環境演習(京都精華大学人間環境デザインプログラム1回生)及び里山おーぷんらぼ(第3回)

2023年6月10日に京都精華大学自然環境演習及び第3回里山おーぷんらぼが開催されました。
参加人数は、自然環境演習に12名、里山おーぷんらぼに13名でした。
京都精華大学のAndrea Urushima教員と京都大学の舘野隆之輔教員によるガイダンスが行われた後、自然環境演習と里山おーぷんらぼに分かれてそれぞれのプログラムが実施されました。
自然環境演習では、里山の森林整備・生活習慣の実践体験という内容で、NPO法人森守協力隊による指導のもと、川魚の下ごしらえがおこなわれ、生きたアマゴの内蔵を取り出して串に刺す体験を全学生が行いました。慣れないことに手惑う学生が多い中、手際よくさばく学生もいました。その後、薪割り体験・竹を切り出し各自が使う竹の食器作り・魚を焼くための炭の火起こし・ご飯と味噌汁を作るための薪の火起こしが行われました。
里山おーぷんらぼは、苗畑での野菜作りと活動予定地への散策とに分かれました。野菜作りの方はまず土を耕し、野菜の栽培に適した土と肥料を混ぜ合わせた後畝を作ります。畝が整ったら野菜の苗を50cm間隔で植えて行きます。今回はトマト、ピーマン、なすを3株ずつ合計9株植えました。それぞれの苗の近くに支柱を立て、植えた苗の茎と支柱を紐で結びます。苗に水を与えた後畑の畝に落ち葉マルチを敷いて完了しました。その後竹の切り出し、食器作りに合流し実習の方たちと一緒に実践体験を行いました。
出来上がった焼き魚とご飯、味噌汁を各自が作った食器に盛り付けて美味しくいただき、里山での生活を少し体験できたのではないかと感じました。安全管理及び記録、技術補助のために紺野技術職員と山内技術職員(再)が同行しました。
4回目の里山おーぷんらぼはこちら
2回目の里山おーぷんらぼはこちら
1回目の自然環境演習はこちら

里山おーぷんらぼの詳細は「新しい里山・里海共創プロジェクト」のウェブページのお知らせをご覧下さい。

自然環境演習

里山おーぷんらぼ(第3回)

文:紺野絡、山内隆之