

【標茶】抜けるような青空とカラマツの黄葉がきれいです。林内に入って、広角レンズ+PLフィルターを用いて撮影しました。この葉が全て散れば、標茶は本格的な冬へと向かっていきます。
【標茶】抜けるような青空とカラマツの黄葉がきれいです。林内に入って、広角レンズ+PLフィルターを用いて撮影しました。この葉が全て散れば、標茶は本格的な冬へと向かっていきます。
【白糠】気持ちの良い秋晴れの中、10月19日にミニ公開講座「自然観察会」を開催しました。京大ウィークス参加イベントで、子供から大人まで、13名の参加がありました。
普段はなかなか見ることのできない白糠区の天然林を散策しながら、樹木の解説や北海道研究林が行っている調査研究の紹介をしました。
今年は例年よりも紅葉が鮮やかで、真っ赤なオオモミジ、黄金色のイタヤカエデやダケカンバ、黄色からオレンジ色のグラデーションが見事なミズナラ、そしてそれらにアクセントを加える深緑のトドマツ。
この地域らしい針広混交林の多様な樹木が織りなす色彩は本当に見事でした。
9月6~13日、京都大学の学生実習「研究林実習Ⅲ」と「北海道東部の人と自然」が行われました。農学部、理学部、工学部から合計25人が参加し、課題に取り組みました。
標茶区の林内では土壌調査とカラマツの間伐を、白糠区では天然林の毎木調査を行いました。
また、火山灰によって特徴付けられる土壌断面やカラマツの大規模造林地であるパイロットフォレストなどを見学したり、霧多布湿原ではエゾモモンガに出会えたり、様々な角度から道東地域の自然に触れ、理解が深まったことでしょう。
最終日に予定していた西別岳登山は、悪天候のため摩周湖の外輪を歩くのみとなってしまいましたが、木々の間から時折見える、霧に包まれた摩周湖はとても神秘的でした。川湯エコミュージアムから硫黄山までの遊歩道で観察できた、植生がだんだんと移り変わる様子も他では見られないものです。
参加した学生の多くは森林科学科の3回生ということもあり、手際よく、そして生き生きとメニューをこなしてくれたことが印象的でした。
【標茶】
今年から4林班で小面積皆伐が始まりました。伐期最大40年を目指して階段状の林分を作ります。
また伐採地では学生による植林実習等も予定しています。
写真は伐倒作業、運材作業、はい積み作業、安全ミーティングの様子です
【標茶】8/4~8/8までの5日間、標茶高校2年生2人が高校の授業の一環で職場体験に訪れました。
植物の調査や渓流水のサンプリング、さらには大学生の実習「ポケゼミ」の準備や同行といった仕事を実際に体験してもらい、慣れないことばかりで戸惑うことも多かったと思いますが、何事にも意欲的に取り組んでくれました。
【標茶】8/6(水)から9(土)まで、ポケゼミ「北海道の森林」が行われ、文学部・経済学部・工学部・農学部から8名が受講しました。参加者は標茶区の研究林において植生調査、林内土壌や光環境の測定、間伐作業を行いました。また研究林外では摩周湖・硫黄山・釧路湿原で植生観察を行い、環境の変化と植生の関係について学びました。
【標茶】8月1日に東京農業大学の生物生産学特別実験・実習が行われ18名が参加しました。参加者は樹木識別の実習を行った後に、土壌断面の解説を熱心に聞きました。
【標茶】7月30日に、ひらめき☆ときめきサイエンス「大学の森で学ぼう2014」を行いました。高校生4人が参加し、森林の土壌について学びました。
様々な器具や装置を用いて、皆伐地と森林内の土壌のデータを取り、科学的に比較するという、めったにできない体験です。
森林の研究について、興味を持つきっかけとなれば嬉しいです。
【標茶】
6月中~7月初めくらいまでみられた植物です。