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低緯度オーロラ

アメリカで大規模なオーロラが見られたという知らせや、陸別の銀河の森天文台のSNSの投稿から、標茶でももしかしたらと思い、暗い北の空に向けてカメラを設置したところ、管理棟裏からも低緯度オーロラを撮影することができました。11月11日発生した大規模な太陽フレアに起因するもののようです。

家のすぐそばという条件のためか肉眼では認識できず、街灯の明かりの方がより明るく夜空を照らしていました。今回、道内では場所によって肉眼で観察できたり、スマホで撮影もできたようです。磁気嵐などの影響を考えると現代社会にとっては一大事ですが、いつか緑色のカーテンのようなオーロラも見てみたいものです。

  • 撮影日 2025年11月12日19時15分
  • 撮影場所 標茶区構内
  • 撮影機材 CANON EOS Kiss digital X, レンズ SIGMA DC 18-200mm f 3.5-6.3
  • カメラ設定 ISO1600, 露出時間1分, F値6.3, PCで明るさ補正
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しべちゃアドベンチャースクール(2025年度)

10月18日標茶区で、しべちゃアドベンチャースクール ステージ5「2町村交流 秋の野外活動」を開催しました(標茶町教育委員会との共催)。
小学生6名・中学生1名、スタッフである高校生4名と一緒に、雨上がりの少し寒い秋の林道を散策しました。
ネイチャービンゴゲームのマス目を埋めながら、見つけた動植物やきのこなどを観察しました。

 

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イベント フィールド

京大ウィークス2025 自然観察会「秋の森の生態系」 開催

10月4日に標茶区で京大ウィークス2025自然観察会「秋の森の生態系」を開催しました。
定員20名のところ応募が25名あり、当日は15名の参加者が集まりました。
午前は天然林遊歩道の散策と事前に設置した昆虫トラップ(マレーゼトラップ、ピットホールトラップ、ライトトラップ)を回収し、トラップと採集した昆虫等の観察を行いました。午後は人工林でキノコの採集を行ったあと、事務所へ戻り、採集した昆虫やキノコの解説を行いました。途中、林内で見かけることが少ないエゾサンショウウオが見られ、参加者の方々は熱心に観察していました。参加者の方からは「専門家の話を聞きながらの散策は知らないことばかりでワクワクした。」「川と魚について聞いたことが面白かった。」などの感想が寄せられました。

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シマリス



か…かわいい…。
現場からは以上です。

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紅何点?

秋が深まってきました。
標茶区の研究林内では、きれいに葉が赤くなる樹木が少ないように思うのですが、オオモミジはきれいに赤く染まっています。
紅一点とは言わずとも、標茶の林内ではあまり数が多くないオオモミジ。見つけると嬉しくなります。

ツタウルシも標茶には少ないですが、きれいに赤くなります。

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フィールド

いぶし銀の林業機械、ロギングトラクター

現在、標茶区で63年生カラマツの皆伐作業を行っております。

グラップルで木寄せした全幹材を土場まで運ぶのに活躍しているのが、イワフジ工業製のロギングトラクタT-20です。1977年から50年近く活躍している大先輩です。無骨なフォルムがかっこいいです。

中折れ式で小回りも効き、不整地でも力強く走れます。ちょっとした林内であればそのままガシガシ入っていきます。また、木寄せのためのウインチは2胴あり、効率的な集材のポテンシャルを感じさせます。ハンドル式ではなくレバーの前後で旋回するので、初めは操作に少し慣れが必要です。北海道研究林で稼働しているウインチ搭載の重機はこれ1台のみなので、まだまだ頼りにしています。

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大忙しのエゾリス

つい先日までの暑さが嘘のように秋めいてきました。

葉が落ちて見通しが良くなってきた構内を、エゾリスがオニグルミを探し求めてウロウロしています。

最低気温も氷点下となり、ヒトも冬に備えて慌てて冬物の服を出したり、暖房を付けたり、脂肪をまとったり(?)しています。

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フィールド 実習

ILASセミナー:北海道のきのこの多様性と生き方

9/21-25の5日間、京都大学の1回生を対象としたILASセミナー「北海道のきのこの多様性と生き方」が開催され、学生6名が参加しました。

22日は、標茶区の広葉樹天然林と針葉樹 (トドマツ) 人工林で調査を行い、天然林と人工林のきのこ相比較を行いました。約半日の調査で100種を超えるきのこが採取され、きのこの多様性の高さを実感する実習になりました。室内に戻ってからの同定作業では、きのこの同定は初めてという学生が多い中、教員の解説を聞きながら皆で協力して作業を進めました。

23日には、川湯のつつじヶ原自然探勝路を訪れ植生ときのこの観察を行いました。また、夜には芦生研究林で同時開催のILASセミナー「芦生研究林の菌類多様性に触れよう」とZoomで繋いで林内の様子や採れたきのこの比較を行いました。北海道で多く採れた分類群が芦生では全く採れなかったという報告もあり、場所によるきのこ相の違いを感じられたのではないかと思います。

24日には、再び標茶区林内できのこ相調査を行いました。調査2日目となるこの日は採取の時点で種名を挙げる学生もおり、学習の成果が感じられました。

実習期間中は晴天に恵まれ、予定していた調査と見学をすべて終えることができました。最終日、標茶駅前で解散した際に、学生たちが植え込みを覗き無意識にきのこを探していたのが印象的でした。実習をきっかけに、自然の見方が広がったなら幸いです。

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フィールド 実習

森里海連環学実習Ⅱ 2025

9月14日から20日まで「森里海連環学実習Ⅱ」が行われました。実習は北海道大学の「森里海連環学 北大・京大合同演習」と合同で開講され、京都大学から8名、北海道大学から10名、大阪産業大学から1名が参加しました。全国各地から集まった学生がグループに分かれて多彩なメニューに取り組みました。

実習の前半は標茶区および別寒辺牛川流域において、「森」と「川」を主軸に1日目は天然林の毎木調査や火山灰性土壌の調査、ライトトラップによる昆虫相調査、2日目はカラマツ人工林の見学、標茶区内の天然林で源流域の水生生物の調査を行いました。3日目は中流域から下流域へと移動しながら別寒辺牛川の生物相調査を行いました。

後半は北海道大学厚岸臨海実験所に場所を移し、「海」の調査を行いました。4日目は厚岸湾および厚岸湖の数地点で水と底生生物を採取し、河川を通じた陸からの流入物が水質や生物相に与える影響について考察しました。実習最終日となる5日目は、森川里海のつながりについて実習で学んだことや考えたことについて発表してもらいました。活発な議論が交わされ、森里海連環について、さらに考えが深まったのではないかと思います。

5日間で森・川・海の調査を行うハードな実習ですが、参加した学生は自分から学ぼうとする意欲が高く、実りのある実習になったと思います。

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フィールド 実習

研究林実習Ⅲ 2025

9月2日から9月9日にかけて農学部森林科学科3回生を対象とした研究林実習Ⅲが開催されました。実習には16人が参加し、道東の森林や林業について学びました。


1日目は白糠区で天然林毎木調査を行いました。傾斜地で歩きづらい中、役割を分担して協力して作業を行いました。

2日目はアカエゾマツ人工林で間伐調査を行いました。山での作業はプロット内の毎木調査。胸高直径だけではなく木の形質や位置、樹冠の大きさも記録します。樹高測定の練習もしました。事務所に戻ってから樹幹投影図を作成、木の形質や配置などから間伐木の選定を行いました。

3日目は前日の間伐木の選定の評価を行った後、間伐作業の一連の流れを見学・体験しました。
伐倒は職員の作業を見学し、その後の枝払い、採材調査を学生が行いました。その後は2グループに分かれ、片方は集材作業の見学と、もう片方はチェーンソー練習と造材、検収作業の体験を交互に行いました。

4日目は午前中にクリーンラーチの植栽、午後に樹木識別を行いました。
植栽は日差しの降り注ぐ中の過酷な作業でしたが、予定本数を植え終えることができました。
樹木識別は天然林遊歩道周辺で行いました。

5日目は2年前に植栽を行った人工林で獣害による被害調査と菌類相調査を行いました。被害調査では4グループに分かれて、列状に植栽された苗木の幹や葉を観察し、ネズミ、ウサギ、シカによる被害の有無を調査しました。見慣れていないこともあってか、どの動物による傷なのか。そもそも、獣による傷なのかの判断にとても苦戦していましたが、最後の方は獣による被害が判断できるようになっていました。
菌類相調査は、3グループに分かれて、トドマツ林・アカエゾマツ林・天然林の3か所で行いました。採取調査後は事務所に戻り、図鑑と見比べて種名の同定作業を行いました。様々な菌類が取れていましたが、ベニタケの仲間やテングタケの仲間といった晩夏に発生する菌類が多い印象でした。

6日目の前半はハイランド小清水725から藻琴山の登山を行いました。晴天のなか、ハイマツなどの高山に生息している植物や、火山性の地形やカルデラ湖を観察しました。
後半は川湯ビジターセンターから硫黄山まで、樹木や菌類の観察を行いました。天然のアカエゾマツから硫黄山に近づくにつれて植生が変化し、少なくなっていく様子を観察しました。