残雪も日に日に解けて、春の雰囲気が漂う新年度、安全を祈願して入山式を有志で執り行いました。
林道のぬかるみが落ち着いたら、山での作業も本格的に再始動です。
残雪も日に日に解けて、春の雰囲気が漂う新年度、安全を祈願して入山式を有志で執り行いました。
林道のぬかるみが落ち着いたら、山での作業も本格的に再始動です。
10月26日、27日に、釧路市観光国際交流センターにて「くしろ木づなフェスティバル2024」が開催されました。
北海道研究林も「森の研究室inくしろ」として出展し、研究紹介、VR体験、顕微鏡での標本観察、森林に関するクイズ等を行いました。
顕微鏡では昆虫や植物の樹脂封入標本や菌根の観察を行いました。子供たちは顕微鏡で見える世界に心惹かれているようでした。
クイズは難しい問題もあり、学びながら楽しんでいただけたのではないかと思います。
VR体験では同じ京都大学の研究林、芦生研究林の360度動画を見ていただき、北海道の森林との違いを体感してもらいました。大人も子供もきょろきょろしながら楽しんでいる姿が見られました。
北海道研究林の概要と教員の北海道研究林で行われている研究紹介のポスター展示も行いました。京大研究林の活動について知っていただける機会となりました。
その他、木材材鑑標本の展示を行いました。
10月5日に白糠区で京大ウィークス2024自然観察会「秋の森の生態系」を開催しました。
定員14名のところ応募が31名あり、当日は13名の参加者が集まりました。
観察会は午前中に河畔林コースを歩き自然観察をメインに、午後は林道コースを歩き研究紹介をメインに行いました。
参加者からは「カツラを始め素晴らしい樹木をたくさん見れた。皆さんの活動を知ることが出来た。」「先生がとても丁寧に説明して下さり興味深く学びを深めることができました。」等の感想が寄せられました。
前日まで雨天であったので少し心配しましたが、当日は晴天に恵まれ気持ち良い一日になりました。
来年も標茶・白糠での観察会を予定していますので、ぜひご参加ください。
京大紹介ページ「ザッツ・京大」でも紹介されました。(外部リンク)
6/16(日)標茶区で初夏の花観察会を開催し、13人にご参加いただきました。
2022年に標茶区で行った北海道フラワーソン(全道開花調査)と同様に調査し、研究林の林道や沢沿いで、85種(開花74種)の植物を確認しました。
午後は開花している植物を1人1種採取し、事務所へ戻り標本を作成していただきました。朝は小雨が降っていましたが、天気は回復し、昼休みには子ぎつねが2匹姿を見せてくれました。
参加者からは、「はこべ、むぐら類などたくさんの種類の判別が興味深かった」「同じような花でも、色々な種があり難しかったが楽しかった」「ハコベなど区別のつきにくい花を覚えるのは難しい」などの感想をいただきました。
観察会で発見した花(抜粋)はこちら
(ミヤマザクラは果実)
北海道研究林では市民の皆様を対象に、標茶区で初夏の花観察会を開催します。
5年に1回(前回は2022年度)、北海道全域で野の花を一斉調査する北海道フラワーソンに準じた内容で行うもので、林内に咲いている花を探してリストアップし、種構成や開花時期の変化を参加者の皆様と一緒に調べます。
植物に詳しくなくても参加可能です。研究林スタッフと観察のポイントを確認しつつ、図鑑片手に花探しに挑戦しましょう。
当日はイベント保険に加入しますが、保険の範囲を超える補償はできない場合があります。個人情報は当イベント運営のみに使用します。
秋には白糠区でも自然観察会を開催予定です。
10月7日に標茶区で京大ウィークス2023自然観察会「秋の森の生態系」を実施しました。
観察会には18名が参加しました。
小林先生のコースと杉山先生のコースに分かれ、
午前と午後で両方のコースで散策を行いました。
小林先生のコースでは、トラップで捕獲された昆虫の解説や、リタートラップの解説、
センサーカメラの解説、湧水の解説などを行いました。
杉山先生のコースでは、トドマツ・アカエゾマツの人工林の中を歩きながら
同定方法や生活史などキノコの解説を行いました。
参加者からは、「地下水がパイプを刺したら自噴したのが興味深かった」
「一度に多くのキノコを知ることが出来た」等の感想が寄せられました。
来年も標茶・白糠での観察会を予定していますので、ぜひご参加ください。
観察会で発見したキノコ(抜粋)はこちら
標茶幼稚園の園児が遠足で標茶区にいらっしゃいました。
何気なく見ている風景も、子供たちの目を通すと不思議でいっぱい。
キノコや木の実、カツラの落ち葉の甘い匂い、ホオノキの大きな葉、ヤマブドウや栃の実、松ぼっくり。小さい秋をたくさん見つけました。エゾリスも2匹で追いかけっこするなど、サービスしてくれました。
普段、ほぼおじさんしかいない構内に元気な声が響きました。
北海道研究林では市民の皆様を対象に、標茶区で自然観察会を実施します。普段は研究教育に活用している研究林を少人数で散策しながら、スタッフの解説で動植物の営みについて学びます。秋の森を満喫しましょう。
なお悪天候や新型コロナ感染症等、状況によっては、中止・変更する場合がございます。
当日はイベント保険に加入しますが、保険の範囲を超える補償はできない場合があります。
参加される際は、マスクの着用等感染拡大の防止にご理解、ご協力をお願いします。個人情報は当イベント運営のみに使用します。
白糠区で初夏の花観察会を開催しました。今回は釧路管内から9人が参加して天然林内の林道や川辺を歩きながら花を探しました。
研究林では林内に生育する動植物のリスト作成を行っており、今回は、昨年北海道全域で行われた開花中の植物を探すイベント(北海道フラワーソン)に準じた内容で参加者と一緒に調査を行いました。今回は64種の植物(開花55種)を見つけました。観察終了後には研究資料としての押し葉標本を作製する体験もしました。
林内は昨年職員が同じ時期に実施した調査と比較し、春の花はすでに終わっているものが多く、夏の花にはまだ少し早いといった様子で、花の種類が少なく、少し寂しい感じでしたが、参加者は図鑑や配布資料を見比べながらハコベの仲間やアカネ科の○○ムグラの仲間、カラマツソウの仲間など、姿が似ている植物の識別ポイントなどを確認しながら観察しました。参加者からは「同じように見える植物でも何種類もあることに驚いた」などといった感想が寄せられました。
観察会で発見した花(抜粋)はこちら
北海道研究林では市民の皆様を対象に、白糠区で初夏の花観察会を開催します。
5年に1回(前回は2022年度)、北海道全域で野の花を一斉調査する北海道フラワーソンに準じた内容で行うもので、林内に咲いている花を探してリストアップし、種構成や開花時期の変化を参加者の皆様と一緒に調べます。
植物に詳しくなくても参加可能です。研究林スタッフと観察のポイントを確認しつつ、図鑑片手に花探しに挑戦しましょう。
新型コロナ感染症の状況によっては、中止する場合がございます。
当日はイベント保険に加入しますが、保険の範囲を超える補償はできない場合があります。参加される際は、マスクの着用等感染拡大の防止にご理解、ご協力をお願いします。個人情報は当イベント運営のみに使用します。
秋には標茶区でも自然観察会を開催予定です。