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お知らせ

夏季休業について

上賀茂試験地は、本学一斉休業により下記の期間中は休業いたします。当試験地をご利用の皆様には、ご不便をおかけいたしますが、ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。

2022年8月15日(月) ~ 2022年8月17日(水)

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2022イベント イベント

公益財団法人イオン環境財団視察

7月19日に公益財団法人イオン環境財団と京都大学フィールド科学教育研究センターによる「新しい里山・里海共創 プロジェクト」の連携に伴い、イオン環境財団の職員4名が上賀茂試験地を見学されました。当日は午前中に記録的な大雨が観測され、見学の中止も検討されたが、幸い雨が上がったので予定通り決行されました。はじめに舘野試験地長による概要説明が行われました。その後、薪生産現場の見学、紺野班長による薪割り機を使用した薪割りのデモンストレーションを行い、炭焼き窯の見学、里山実習を行っている19林班の見学を行いました。最後に講義室に戻り、上賀茂試験地で行われた実習をVR動画で見て見学を終了した。当日は紺野、荒井、西岡、山内の4名が同行し、作業の説明、記録及び安全確認を行いました。

文:西岡裕平

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2022実習 学生実習

ILASセミナー:里山の物質循環―燃料・肥料・食料から考える―

2022年度より新規開校科目としてスタートした「ILASセミナー:里山の物質循環―燃料・肥料・食料から考える―」の第1回目を5月28日に実施しました。この科目は全学の1回生向けの授業で、9名の学生が受講しました。10時よりガイダンスが行われた後、上賀茂試験地の概要説明と「里山の物質循環」と題した講義が行われました。13時より、物質循環に関する基本的なフィールド調査として植物調査方法を学び、試験地見本林の見学を行いました。その後、里山から利用できる燃料について、薪割り作業体験や炭窯見学を通して学びました。14時30分頃より、京都市の里山における代表的な樹種を中心にその同定方法を学んだ後、実習地で下刈り体験をし、里山の管理方法について考察しました。その後、土壌調査方法について学び、土壌断面や地中の樹木根を観察しました。最後に次回(8月9日、10日)に向けての検討事項及び情報交換を行って終了となりました。当日は、長谷川技術職員が同行し、作業の技術指導および記録、安全管理等を行いました。

text/長谷川敦史

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2022実習 学生実習

建築基礎実習(京都精華大学人間環境デザインプログラム1回生)

6月8日(水)に京都精華大学人間環境デザインプログラム1回生を対象に建築基礎実習が実施されました。この実習は物事がどのようにできているか、つくられているかを観察の中から認識し、理解を深めることを目標として行われ、今回は3次元スキャンワークの手法について学びました。当日は18人の学生が参加し、はじめに京都大学の赤石特定助教から3D作成ソフト「METASHAPE」の使用方法についての解説があり、続いて京都精華大学メディア表現学部のアティカス・シムズ氏から素材となる写真の撮影テクニックについて解説がありました。次に行われた実技では、学生を3グループに分けて、上賀茂試験地事務所を写真の被写体として、正面、側面、裏面の3か所から撮影が行われました。各グループ100枚以上の写真撮影を行い、「METASHAPE」によって3D化されると、参加した学生からは想像以上の完成度に歓声が上がった。当日は西岡技術職員が同行し、実習記録に当たりました。

文:西岡裕平

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フィールド 業務報告

モニタリングサイト1000調査

5月23日から26日にかけて、モニタリングサイト1000(以下、モニ1000という)に係る各種調査を行いました。モニ1000は「日本の複雑で多様な生態系の劣化をいち早くとらえ、適切に生物多様性の保全へつなげる」ことを目的に、環境省が2003年に始めた事業で、全国に1000か所以上の調査地(サイト)があります。当試験地は2007年より森林・草原調査のコアサイトの一つとして、毎年調査を行っています。今回は落葉落枝・落下種子調査(以下、リター調査という)、セルロースフィルター分解試験、地表徘徊性甲虫調査(以下、甲虫調査という)の3項目について行いました。リター調査は毎月一回、直径約80cmの逆円錐形トラップの中に落下した枝葉や種子を紙袋に回収します。約1haの調査地内にトラップを25個設置しており、月ごとに落下量に差があります。この調査は落葉落枝量や種子生産量の推定や、樹木の更新特性を明らかにする上で重要なデータになります。セルロースフィルター分解試験では、地中および落葉層にセルロースフィルターを埋設し、埋設及び回収時期を変えて、分解の程度を明らかにします。今回は昨年の秋期に埋設したフィルターを、埋設場所近くに付けた目印を頼りに、破らないように慎重に回収しました。甲虫調査は、円柱型のピットフォールトラップを地面に仕掛けて、約3日間、そこに落下する地表徘徊性甲虫を捕獲します。調査地には合計20個のトラップを地面と同じ高さになるように、かつ凹凸を無くすように設置し、落下の妨げとならないよう配慮します。同省が対象とする甲虫類は、温度に対する感受性が高く、寿命が短いため、地球温暖化影響が早期に検出できる生物として重要な位置付けがなされています。
調査に関する詳しい内容はこちら

text/長谷川敦史