上賀茂試験地の森林をフィールドに生態系サービスについて考察する放送大学の面接授業が6月1日から2日間に渡って行われた。 府内外から18人が参加し、天然林の調査や樹木の識別方法、森林という空間を活用したネイチャーゲームを体験した。
初日は京都の植生の成り立ちや樹木の識別のポイントを解説した後に、標本館とガラス室を見学。 続いてヒノキが優占する天然林調査区で直径や樹高測定を行った。 2日目は検索表等を用いながら樹木識別テストを行った後、ネイチャーゲームを通して自然の見方、伝え方について学んだ。
絵図から京都周辺の植生の成り立ちを解説
ガラス室で種子交換業務の説明
天然林で毎木調査
樹木識別テストに挑戦
視覚以外で樹木を感じる
風景を切り取って感動を伝える