2024年4月13日上賀茂試験地で里山おーぷんらぼが開催されました。今回は同じ様に里山活動を行っている『あいだの探索・実践ラボ』さんと共催でした。午前中はお互いのラボの活動紹介やトークセッションを行い、午後からは植樹エリアの樹木の確認や、畑を耕したり、タデやローズマリーなどのハーブ類の植え付けを行いました。当日は、指導及び安全管理、記録のため、西岡技術職員が同行しました。



文:西岡 裕平
2024年4月13日上賀茂試験地で里山おーぷんらぼが開催されました。今回は同じ様に里山活動を行っている『あいだの探索・実践ラボ』さんと共催でした。午前中はお互いのラボの活動紹介やトークセッションを行い、午後からは植樹エリアの樹木の確認や、畑を耕したり、タデやローズマリーなどのハーブ類の植え付けを行いました。当日は、指導及び安全管理、記録のため、西岡技術職員が同行しました。



文:西岡 裕平
2024年5月18日に「北海道のきのこの多様性と生き方」「芦生研究林の菌類多様性に触れよう」「里山の物質循環 ―燃料・肥料・食料から考える ―」の3つのILASセミナーが合同で開催されました。午前中は、舘野教員から上賀茂試験地の概要説明と、里山の物質循環に関する講義が行われ、続いて松岡教員からはきのこなどの菌類の多様性に関する講義が行われました。講義終了後は構内見本園、シイタケ・ナメコのほだ場、資料館の見学を行い、ロケットストーブなどでの里山資源の利用についても解説が行われました。午後からはシイタケの駒うちや薪割りなどの里山での作業体験を行いました。それぞれの体験では思い通りにいかないこともあったようですが、学生同士で工夫・協力をしながら取り組んでいました。作業体験の後は林内を散策しながら樹木やきのこの識別実習を行いました。今回の実習では、実習前に雨が少なかったこともあり、なかなかきのこを見つけることができませんでしたが、見つけた数少ない個体できのこに関する基礎知識を学んでいました。安全管理及び記録・薪割り・駒うち指導のため荒井技術職員が同行しました。










文/荒井 亮
2024年5月11日に今年度2回目の里山おーぷんらぼが開催されました。今回は38名の参加があり、午前中は1.里山整備班2.畑作業班3.散策班の三班に分かれて行動しました。
里山整備班では「工芸の森」エリアにおいて、下刈作業を行いました。今年3月に植樹したウルシやクワなどの苗木は無事活着して新葉を展開していましたが、それ以上にワラビやササ類などの下草が茂っており、植栽木や電気柵の周囲を鎌やハサミを用いて丁寧に刈り取りました。
畑作業班では前回からの続きで、耕耘と畝づくりを行い、野菜の苗を植え付ける準備を行いました。また、前回植栽した藍や花木類の周囲の除草を行いました。
午後からは全員が参加して、野菜類や果樹の植栽と潅水を行いました。
当日は、指導及び安全管理、記録のため、大橋技術職員が同行しました。







文:大橋健太
4月19日に研究調査対象木にナラ枯れ防除のためのシート施工を行いました。ナラ枯れは、ブナ科のナラ類やシイ・カシ類などが病原菌(Raffaelea quercivora)とこの菌を媒介するカシノナガキクイムシ(Platypus quercivorus)によって枯死する伝染性の病気です。このカシノナガキクイムシが、ナラ等の樹幹にアタックして穿孔できないようにする方法の一つとして、このシート施工が広く普及しています。施工にはシートを2種類用い、下部から上部に向かって巻き付けます。下部にはビニールハウス用シート(非接着性)を根張り等も含めて巻き付け、それより上部には接着性のある梱包用シートを巻き付けていきます。できるだけ上部まで施工し、要所にはシートがはがれないようガムテープやガンタッカーで固定します。試験地では、2006年に初めてナラ枯れ被害が発生し、2010年度をピークにその後徐々に減少し、一旦終息しましたが、昨年度にこの対象木の近接地に再び発生がみられました。




text/長谷川 敦史
2023年11月18日(土)に秋の自然観察会(京大ウィークス2023参加イベント)を開催しました。今年度も20名の定員を大幅に上回る応募(74名)があり、最終の参加者は18名となりました。当日は、事務所前で受付をした後、舘野試験地長より試験地の概要説明を行った後、テーマ、コースの異なる2班に分かれて、各班の教員により解説を行いながら、試験地内の林道沿いを中心に散策しました。昨年度に引き続き、里山の整備(製炭やシイタケ栽培等)や実習の紹介を行うコースと、京都市に自生する樹木の識別方法や外国産マツ属の紹介を行うコースを設定し、参加者に希望するコースを選択してもらいました。約2時間程の散策の後、事務所構内に戻ってきた参加者全員で記念撮影を行い、観察会は終了しました。
参加者からのアンケートには、「植物の生き残り戦略、里山の自然と調和した暮らしについて勉強になった」、「里山林の資源と、人の生活、暮らしが結びついていることに改めて気づかされた」、「ヒノキの葉の年齢を調べる話がおもしろかった、色々な世界のマツを植林していて大変興味深かった」といった感想が多く寄せられました。また、「季節ごとに観察会をひらいてほしい」、「現役大学生とも一緒になって研究材料に接してみたいです」など肯定的な改善要望も多数ありました。今後はこれらの意見を参考に、さらによりよいイベントにしていきたいと思います。






文:紺野絡