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フクジュソウ

フクジュソウ

日差しに力強さが戻り、凍りついていた構内の雪も目に見えて減ってきました。

いち早く雪が解けた木の根元に、フクジュソウの黄色い花が咲いていました。

道東地域では1つの茎に1つだけ花をつけるキタミフクジュソウ (Adonis amurensis) が多いのですが、こちらはフクジュソウ (Adonis ramosa) です。茎に複数の花がつき、葉の裏には毛がありません。

少し離れた場所にはキタミフクジュソウも咲き始めており、白い雪と茶褐色の地面にあって陽だまりのように輝く花が春の訪れを彩っています。

これから樹木の開葉が完了するまでの期間、太陽の光が降り注ぐ明るい林床でスプリング・エフェメラルと呼ばれる植物が、ひとときの光を活用すべく次々と開花させます。

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ゼンテイカ、エゾカンゾウ、ニッコウキスゲ

構内にゼンテイカの黄色い花が咲いていました。
 
エゾカンゾウやニッコウキスゲも同種(北海道のものはエゾゼンテイカと分ける説もあるとのことです)で、ぼんやりと種名だけを認識していると、何種も黄色いユリがあるように混乱してしまいそうです。
どれもメジャーな呼び名なだけに紛らわしいものです。
さらっとユリと書いたものの、もともとユリ科というグループに属していましたが、(植物分類が)遺伝子解析の結果ススノキ科に分類され、さらにツルボラン科へ変更されたとのこと。
ますますややこしいです。
 
ユリが次々咲きだすと初夏を感じます。
林内も構内も草が一気に伸びてきました。
牧草地の採草も始まっています。
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クロユリ

調査に入った谷間の湿地でクロユリがたくさん咲いていました。
急に初夏の装いとなり、見られる花も夏モードとなってきましたが、暑さに慣れない体には堪えます。
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ニリンソウ花盛り

ようやく暖かくなってきた標茶で、構内のニリンソウが満開を迎えました。

次々といろいろな花が咲き、目にも楽しい季節です。

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ヤマブドウ

今年はヤマブドウが豊作です。

林道を走っていても、つい目がいってしまいます。

全道的には不作のエリアもあるとのことですが、ミズナラ(どんぐり)もサルナシも実なりがいいようです。標茶の森の仲間たち(ヒトも?)に嬉しい森の恵みです。

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チョウセンゴミシ

チョウセンゴミシチョウセンゴミシの実がなっていました。

甘、酸、辛、苦、鹹(しょっぱい)という五つの味がすることから五味子という名前だそうで、一粒味見を。

うーん、酸っぱくてちょっと渋い。もう結構です。

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ヤマグワ

ヤマグワの実ヤマグワの実がなっていました。写真のように黒っぽくなったものが食べごろだそうです。

一粒味見してみましたが、う〰ん、生食よりジャムにしたほうがいいかな。

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オオヤマオダマキ


オオヤマオダマキの花が咲いていました。
花びらの後ろがくりんっと巻いているのがチャームポイント。

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エゾオオサクラソウ(白花)



先日調査をしていると白花のエゾオオサクラソウを見つけました。
紫紅色の鮮やかな花をつけているエゾオオサクラソウはよく目にしますが、真っ白な花をつけたエゾオオサクラソウは林内でも非常に珍しい存在です。

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シウリザクラの芽吹き

【白糠】ようやく森の木々が芽吹き始めました。
それぞれの木に個性があって面白いのですが、ピンク色の花が咲いたようなシウリザクラの芽鱗が特に目を惹きます。柔らかな色合いの新葉と相まって、個人的には花期よりも華やかだと思うシウリザクラのワンシーンです。