
次々と開葉、開花の始まっている標茶区です。作業道の巡視中にたくさん花を着けたイタヤカエデを見かけました。黄色いのでぱっと見では花と気が付かないかもしれませんが、枝先がもこもこしており、近づくと満開状態でした。
今年の秋にはプロペラ(イタヤカエデの種子)が降り注ぐかもしれません。
樹木の開花や種子の生産は年によって豊凶があります。他にも、シラカンバやヤチダモも昨年以上の花を咲かせているように感じます。
次々と開葉、開花の始まっている標茶区です。作業道の巡視中にたくさん花を着けたイタヤカエデを見かけました。黄色いのでぱっと見では花と気が付かないかもしれませんが、枝先がもこもこしており、近づくと満開状態でした。
今年の秋にはプロペラ(イタヤカエデの種子)が降り注ぐかもしれません。
樹木の開花や種子の生産は年によって豊凶があります。他にも、シラカンバやヤチダモも昨年以上の花を咲かせているように感じます。
日差しに力強さが戻り、凍りついていた構内の雪も目に見えて減ってきました。
いち早く雪が解けた木の根元に、フクジュソウの黄色い花が咲いていました。
道東地域では1つの茎に1つだけ花をつけるキタミフクジュソウ (Adonis amurensis) が多いのですが、こちらはフクジュソウ (Adonis ramosa) です。茎に複数の花がつき、葉の裏には毛がありません。
少し離れた場所にはキタミフクジュソウも咲き始めており、白い雪と茶褐色の地面にあって陽だまりのように輝く花が春の訪れを彩っています。
これから樹木の開葉が完了するまでの期間、太陽の光が降り注ぐ明るい林床でスプリング・エフェメラルと呼ばれる植物が、ひとときの光を活用すべく次々と開花させます。
ようやく暖かくなってきた標茶で、構内のニリンソウが満開を迎えました。
次々といろいろな花が咲き、目にも楽しい季節です。
雪が解け、春が来ました。
軽やかなせせらぎの音に誘われるようにフクジュソウも咲き、茶色っぽかった風景に彩りが増えてきました。
水たまりではエゾアカガエルの大合唱です。
今年はヤマブドウが豊作です。
林道を走っていても、つい目がいってしまいます。
全道的には不作のエリアもあるとのことですが、ミズナラ(どんぐり)もサルナシも実なりがいいようです。標茶の森の仲間たち(ヒトも?)に嬉しい森の恵みです。
チョウセンゴミシの実がなっていました。
甘、酸、辛、苦、鹹(しょっぱい)という五つの味がすることから五味子という名前だそうで、一粒味見を。
うーん、酸っぱくてちょっと渋い。もう結構です。
ヤマグワの実がなっていました。写真のように黒っぽくなったものが食べごろだそうです。
一粒味見してみましたが、う〰ん、生食よりジャムにしたほうがいいかな。
オオヤマオダマキの花が咲いていました。
花びらの後ろがくりんっと巻いているのがチャームポイント。