カテゴリー
2022実習 学生実習

建築基礎実習(京都精華大学人間環境デザインプログラム1回生)

6月8日(水)に京都精華大学人間環境デザインプログラム1回生を対象に建築基礎実習が実施されました。この実習は物事がどのようにできているか、つくられているかを観察の中から認識し、理解を深めることを目標として行われ、今回は3次元スキャンワークの手法について学びました。当日は18人の学生が参加し、はじめに京都大学の赤石特定助教から3D作成ソフト「METASHAPE」の使用方法についての解説があり、続いて京都精華大学メディア表現学部のアティカス・シムズ氏から素材となる写真の撮影テクニックについて解説がありました。次に行われた実技では、学生を3グループに分けて、上賀茂試験地事務所を写真の被写体として、正面、側面、裏面の3か所から撮影が行われました。各グループ100枚以上の写真撮影を行い、「METASHAPE」によって3D化されると、参加した学生からは想像以上の完成度に歓声が上がった。当日は西岡技術職員が同行し、実習記録に当たりました。

文:西岡裕平

カテゴリー
2022実習 学生実習

自然環境演習(京都精華大学人間環境デザインプログラム1回生)

5月7日(土)に京都精華大学人間環境デザインプログラム1回生を対象に自然環境演習が実施されました。この実習は、自然環境を観察することで、「自然環境を観察して正しく認識することができる」、「人・モノ・自然環境のつながりを理解することができる」、「人間が自然環境の一部であることを認識することができる」の3つの力を養うことを目的としています。当日は19人の学生が参加し、9時30分よりオリエンテーションを開始しました。10時より德地教授による標本館やガラス室の育苗等の施設紹介が行われた後、炭窯を見学して、製炭に必要な炭材(炭の材料となる木材)の調達と里山更新の関係について学びました。その後、赤石特定助教の解説のもと、京都市でみられる自生種を中心に樹木識別方法を学び、最後に里山に関する実習現場と果樹植栽の現況を見学しました。当日は、西岡技術職員が同行し、実習記録や安全確保を行うと共に、解説補助および技術指導、技術補助に当たりました。

text/長谷川敦史

カテゴリー
2021実習 学生実習

公開森林実習Ⅲ(他大学1-4回生)

公開森林実習Ⅲは、他大学生向けに設定された実習科目で、里山生態系サービスの利用や保全のために必要となる基礎的な作業を自ら体験しつつ、実験区を将来的に里山生態系として持続的に利用していくことを目標に、10月9日~12月11日の土日を利用して全6回開催されました。履修生達は、実習計画を自ら企画し、試験地の教職員のサポートのもとで炭作りや薪割りなど持続可能エネルギーとして利用される資源作りの実習、実験区内の草刈り、果樹の植樹、シカ柵設置、チェンソーの体験など里山整備に関わる実習、草木染めや干し柿作り、シイタケ栽培など食糧資源の利用に関する実習と、バラエティ豊かな内容で行われました。

この実習は、「人と自然のつながりを学ぶ森林フィールド共同利用拠点」(文部科学省認定)実習として実施されています。

カテゴリー
2021実習 学生実習

生物育成実習(京都教育大学 教育学部産業技術科学科1、2回生)

この実習では里山の森林・生態・林業・林産業などをテーマに、12月1日に行われ、14名の学生が受講しました。薪割りや炭窯など林産業の現場や獣害用の罠の見学、樹木識別などを行いながら試験地内を約1㎞散策し、里山の維持管理を中心に学びました。

カテゴリー
2021実習 学生実習

生物基礎実験A(京都府立大学生命環境学部1回生)

生物基礎実験Aは1回生を対象とした実習で、4月23日、7月2日、11月19日の3回行われました。各回ともに50名ほどの学生が参加し、樹木が密な場所と疎な場所2つの林分にプロットを作りを行いました。植生の階層構造ならびに調査区内の実生の数を調べ、2つの森林の光環境および温度環境を測定し,それらの環境要因が森林の様子とどのように関わっているかを考察しました。