公募研究

 

2024年2月29日をもって令和6年度公募研究の申し込みを締め切りました。

 京都大学フィールド科学教育研究センター・芦生研究林では、若手研究者を支援・育成することを目的に研究テーマを募集しています。
 芦生研究林を対象としたテーマでしたら、自然科学、社会科学、人文科学など分野は問いません。
 採択されると支援金が得られるほか、研究遂行のため、当センター教職員が専門的・技術的支援を提供します。
 幅広い分野からの応募をお待ちしています。

 分野は問わず「芦生研究林を利用した研究」であり、
 以下のいずれかに該当する方であればどなたでもご応募できます。

 ①博士の学位取得後 5 年以内の研究者(出産、育児、介護、病気療養などにより研究活動を中断した期間がある場合は、その期間を除く)
 ②大学院生および学部学生
  ※大学院生および学部学生が研究を計画・実施する場合には、事前に指導教員の承諾を得る必要があります。

 過去に本事業による支援を受けた方も応募できます。
 応募の際に、センター教員の中から受入担当教員を1名決め、
 受入担当教員と十分な打合わせを行ったうえで応募してください。
 

今までに採択された公募研究一覧

年度申請者所属(応募時)採択課題名
2023和田 智竹総合研究大学院大学 複合科学研究科一貫博士課程5年芦生研究林におけるヒルガタワムシ相の解明
2023三好 了瑛愛媛大学 理工学研究科 M1セン類の胞子を摂食する林床棲動物相の探索と胞子繁殖に与える影響
2023⽊村 楓京都⼤学 理学研究科 D1カエル群集における繁殖フェノロジーの環境適応:⾳響モニタリングの⾃動化による解明
2022杉本 廉神戸大学 資源生命科学科 B4森林内における着生性地衣類のリターフォールとリター分解特性の調査
2022井ノ上 綾音京都大学 農学研究科 M1繁殖時のタゴガエル種群の低温耐性の違い
2022大上 迪士京都大学 農学研究科 M1冷温帯林の小集水域における微生物群構造と渓流水質について
2022于 佳欣京都大学 人間・環境学研究科 M1芦生研究林に自生するスミレ属植物2種(山陰型タチツボスミレおよびオオバキスミレの隠蔽種)の分類学的記載に関する研究
2021福⼭ 亮部京都大学 理学研究科 M2芦⽣研究林におけるニホンマムシの冬眠場所選好と体温推移
2021持留 匠京都大学 農学部 B4冷温帯林における,樹幹からのメタン放出と樹幹内のメタン生成・拡散の解明
2021惣田 彩可京都大学 理学研究科 M1鳥類相から見る芦生の森の生態系の変化と現状
2021増田 和俊京都大学 人間・環境学研究科 M2希少植物保全のためのハイスループット遺伝分析法の検討
2019東 若菜神戸大学大学院農学研究科・助教芦生研究林内の着生植物の林冠生態学的研究
2020年度は新型コロナウイルス感染症対策のため募集を行っていません。
採択課題名のリンクから、関連する研究ハイライトのページに移動することができます。