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学生実習

大阪産業大学「生物資源活用演習」実習報告

2025年6月28日に大阪産業大学の生物資源活用演習が行われ、5名の学生が芦生研究林を訪れました。林内では植生回復のための防鹿柵、大カツラの見学を行いました。学生たちはニホンジカの食害や柵による植生回復、ツキノワグマがスギの樹皮を剥いだクマ剥ぎなどを見学し、赤石大輔准教授(大阪産業大学)から解説を受けました。学生たちはカジカガエルのオタマジャクシやカワゲラなど水生昆虫を見つけて写真を撮ったり、触れてみたり、興味津々でした。

下山後には資料館の見学を行いました。資料館の剥製や昆虫標本などを熱心に見学されていました。

学生からは「普段見ることのできない原生的な植生やそこでのシカの食害の影響を見ることができ、森林保全や野生生物との共存の難しさを実感した」といった感想が聞けました。