2026年6月6、7日にフィールド研の吉岡崇仁特任教授による放送大学京都学習センター面接授業「人間と自然の相互作用」が行われ、19名の学生が参加しました。この授業は専門科目(自然と環境)の一つとして開講され、樹木識別実習と水質分析実習を通して、森林と水域の物質的なつながりを把握する方法を学ぶこと、さらに、森林の多面的機能や環境の価値、環境意識について学ぶことで、森と水域、森と人間とのつながりの大切さを理解することを目的にしています。
初日は、午前中にフィールド研及び上賀茂試験地の概要説明が行われた後、樹木識別の方法を学び、10種類の枝葉のサンプルを見ながら、種を同定する実習を行いました。その後、試験地内を散策し、京都市内に自生する樹種を中心に、その特徴や同定のポイント等の解説を交えながら観察しました。午後は、気温や降水量による森林の違い、森林の多面的機能の紹介、人々の環境への関心と価値判断の多様性、地球の歴史とこの授業における生物圏の定義など様々なテーマで講義が行われました。
2日目はパックテストによる水質分析実習が行われました。分析には、前日に採取した事務所構内や近隣の河川の水、市販のミネラルウォーターなどを使用し、硝酸、CODなど5項目をデジタルパックテストで測定しました。実習生のパックテストに対する関心は高く、昼休憩の時間も多くの参加者が測定を続けていました。午後は環境問題と経済学の関わりについて講義が行われました。また、あいにくの雨天ではありましたが、小降りの合間を見て炭窯の見学も行うことができました。
全体を通して参加者の意欲が高く、講義中の反応も良好で、多くの質問が寄せられていました。
当日は、安全管理及び記録、補助のため、北川技術職員と長谷川技術職員が同行しました。






文:北川 陽一郎 長谷川 敦史

















