9月2日にヘルシンキ大学からLIFEPLANプロジェクトに関する研究者3名が、芦生研究林の視察に来られました。LIFEPLANプロジェクトは、世界の生物多様性の把握を目的として、ヘルシンキ大学が中心となり2021年にスタートしました。
実験室で試料の送付方法等の確認をしたあと、実際にサンプリングを行っている場所を視察されました。さらに芦生研究林のシンボルツリーである大カツラを見学していただきました。
台風10号の影響で視察の内容が短縮されてしまい、とても残念がっておられましたが、芦生研究林でのサンプリング環境や、巨木の残る原生的な森に感心されていました。また、芦生研究林で進めている生物多様性の調査との連携、環境DNAやAIを使った次世代型生物多様性モニタリングの課題や将来展望についても意見交換を行いました。
LIFEPLANプロジェクトの詳細につきましては、以下のページをご覧下さい。
研究ハイライト:日本国内における唯一のLIFEPLANプロジェクト実施地点 -芦生研究林-