カテゴリー
イベント

京大ウィークス2022 芦生研究林一般公開 実施報告

10月22日(土)に京大ウィークス2022の一環として芦生研究林の一般公開を実施いたしました。当日は爽やかな秋晴れのなか、25名の方が参加されました。参加者の皆様には事前にお申込みいただいた希望ルートをもとに3班にわかれていただき、1,2班は原生林体験、3班は森林軌道としました。新型コロナウイルス感染症対策のため、1班あたりの人数を制限しました。原生林体験は大カツラと長治谷の間を1,2班の出発地点をずらして見学を行いました。原生林体験のコースはガイドツアー以外では一般入林することのできない、研究林内でも特に古くからの自然が残るエリアです。森林軌道コースは灰野集落跡までの道のりを往復しました。

両コースともに芦生研究林の教員と技術職員による生物や歴史文化の解説を交えつつ案内させていただき、終始和やかな雰囲気でした。構内に戻ってからは森林VR体験と、平日のみ開館している資料館を特別開放し、両体験を通じて芦生研究林の自然や歴史への理解を深めていただきました。どの企画でも皆様熱心にご質問頂き、この一般公開を通じて芦生の森をより身近に感じていただけたのではないのでしょうか。

今回の一般公開を機に、芦生研究林の森林や、森林で行われている様々な研究について一層のご興味をお持ちいただければと思います。
また今後とも芦生研究林の運営に、ご理解ご協力をいただきますようよろしくお願いいたします。

カテゴリー
学生実習

森林利用学実習 実習報告

2022年9月26~28日(9月26日のみ芦生研究林、27,28日は上賀茂試験地において実施)

2022年度の森林利用学実習は、芦生研究林において2泊3日で行われる予定でしたが、新型コロナウイルス感染症対策のため日帰りに変更して実施しました。参加した学生は19名でした。実習内容は美山町森林組合の間伐現場の見学と、芦生研究林内での防鹿柵等の見学でした。

午前中は美山町内の間伐現場にて、森林プランナーや現場班長に事業や現場の解説等をしていただきました。この現場の施業面積は約20haに対して山林所有者様が十数名いることから、集約化する際に苦労したお話や、利益還元のため所有者様ごとに椪を分ける必要がある(土場が多くなる)など、森林経営計画を策定する際の課題や、現場の課題を学ぶことができました。また実際の間伐作業の見学では、地際直径で1mはあろうかという杉の大木を伐っていただきました。美山町森林組合様のご協力により、充実した現場見学になりました。

午後からは研究林内に移動し、防鹿柵の見学と、石原林長と職員による芦生研究林の植生や歴史の解説を行いました。防鹿柵の有無により植生が目に見えて違うことや、種子の供給源が近くにないと植生の回復が難しいことなどを解説しました。また木地師の集団が生活していた名残が、山に生えている木によって伺い知れることなど、広い視点で山を観察できるようにという助言がありました。

実際に森林内を見学することで初めてわかる施業現場の声や、山の様子を肌で感じられたと思います。

カテゴリー
学生実習

研究林実習Ⅰ 実習報告

2022年8月29日~8月31日に京都大学農学部の研究林実習Iが行われました。新型コロナウイルス感染症対策のため、1日1班(約15人)と人数を制限して日帰りで実施し、3日間で計47名の学生が参加しました。
今回の実習は下谷や幽仙谷近辺を中心に行いました。林道を歩きながら教職員が冷温帯の樹木解説を行いつつ、さく葉標本作成用サンプルを採取しました。

限られた時間の中での実習になってしまいましたが、京都市内とは異なる植生や、原生的な森林から、オンラインでは感じることができない多くの体験を得られたのではないでしょうか。

カテゴリー
学生実習

龍谷大学塩尻ゼミ 実習報告

7/25-26にかけて、龍谷大学農学部の化学生態学研究室のゼミ合宿が行われ、10名の学生
が参加されました。
1日目は芦生研究林の概要説明の講義の後に、芦生研究林の概要説明の後に卒業論文の中間発表会をされていました。
2日目はマイクロバスで林内に入り、原生的な森林や防鹿柵による保全研究を見学した後、異
なる植生における昆虫相の比較調査を行いました。
3つのグループに分かれ、それぞれ異なった環境で捕虫網を用いて昆虫を採取し、種類や
種数を比較しました。
学生さんには虫捕り上級者から初心者までおられ、個人の捕獲能力の差が調査結果に影響しないように、互いに交代しながら終始楽しんで調査をされておられました。
多くの昆虫を捕まえることができました。
採取した昆虫は大学に戻って分析されるということで、どのような結果になっているのかこちらも楽しみです。