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宇宙総合学研究ユニット実習「有人宇宙キャンプ」  実習報告

2021年10月9日-10日

京都大学宇宙総合学研究ユニットの実習「有人宇宙キャンプ」が行われ、(具体的な大学名お願いします)から合計5名の学生が参加しました。この実習は地球上の多様な環境について知り、人類が地球外惑星や宇宙空間で生活するために必要な環境について学ぶことを目的としています。

芦生研究林では、森林生態系の炭素蓄積・固定量やシカの食害を通じて生態系の回復力と脆弱性を中心として、講義および野外実習が行われました。 1日目に枡上谷にあるモニタリングサイト1000の調査プロットへ行き、そこで行われている調査の説明を受けた後に、毎木調査を体験しました。その日の夜は、枡上谷の毎木調査データを使って、炭素蓄積量の推定を行いました。
参加学生たちの多くは森林を専門としていませんでしたが、正しい炭素蓄積の計算としっかりとした考察ができていました。 2日目は集水域全体を防鹿柵で囲った試験地を見学しました。学生たちはシカ害に起因する研究林が置かれている現状と、レジームシフトや代替安定状態などの生態系の変化についての研究を学び、一筋縄ではいかない生態系回復の実際について実感したようでした。
参加学生たちからはたくさんの質問や意見が出て、とても意欲的でした。この実習の体験を将来に活かしてもらえるよう願っています。

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京と森の学び舎 実習報告

京と森の学び舎
2021年6月26日

森里海連環学教育研究ユニットが主催する「京と森の学び舎」のフィールドワークが行われ、12名が参加しました。上谷を中心にシカ防護柵の見学や植生変化の解説をしながらの散策を行いました。今回のフィールドワークで得られた気づきが今後の活動の一助になれば幸いです。

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森林利用学実習 実習報告

2021年9月27日 例年4日間の行程で行われている実習ですが、今年は緊急事態宣言下であり日帰りの行程で、スギの単木当たりの現存量の測定を行いました。

実習では、技術職員が伐採方法の解説をしながら60年生のスギ2本を伐倒し、枝払い後に、枝と葉をそれぞれ分けて重量を測定しました。林縁木で葉量が多く葉をむしるのが大変でしたが、アシウスギ(日本海側のスギ)の特徴の一つとしての葉が尖っていなくて触っても痛くないことを体験からも理解できたと思います。後半2日間は林分当たりの現存量の推定を上賀茂試験地で行いました。

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研究林実習I 実習報告

2021年8月30日-9月1日

研究林実習Iが日帰りにて3回行われ、計61名の学生が参加しました。

長治谷からスタートし、主に下谷を中心に教職員による冷温帯の樹木の解説やさく葉標本のための採取を行いました。日帰りという短い時間でしたが、京都市内とは違う植生やオンライン授業では感じられない原生的な森林を感じて頂けたのではないでしょうか。

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森里海連環学実習I 実習報告

2021年8月5日~6日

2021年度 森里海連環学実習Iが実施され、6名の学生が参加しました。

この実習は森林や都市部など陸地の状態により河川へどのような影響を与えるか観察し、森から海までの流域を複合したひとつの生態系として捉える視点を育成する事を目的としています。

1日目は芦生研究林内で森林の解説や見学を行った後、魚類・底生生物・プランクトン・水質のサンプルを採取しました。その後、移動し2か所で同様のサンプルを採取しました。

2日目は河口域よりスタートし、そのまま川を遡上する形で2か所で水質サンプルとプランクトン、2か所で魚類・底生生物・プランクトン・水質サンプルを採取し、計4か所で調査を行いました。

3日目は回収した水質サンプルの解析や、魚類や底生生物の同定を行いました。 この実習を通して、森と海の繋がりや周辺環境が河川に対してどのような影響を与えているのか学んで頂けたのなら幸いです。

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7/26-27 龍谷大 化学生態学研究室ゼミ合宿 実習報告 

7/26~27、龍谷大学農学部の化学生態学研究室のゼミ合宿が行われ、11名の学生が参加しました。

1日目には芦生研究林の概要説明の後に卒業研究の中間発表、2日目に研究林内のシカ柵と大カツラ見学、という内容でした。シカ柵見学では、状況や規模が異なるいくつかの柵を見て回り、シカ柵の意義や効果について学んでもらえたことと思います。

学生たちは授業でフィールドに出る機会があまり無いらしく、柵の見学の道中にも色々なものに興味を持ち、楽しんでいる様子でした。

林内をバスで移動中、大きな雄ジカが現れ、全員で目撃できたことは強く印象に残ったのではないでしょうか。

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野生動物研究センター実習 実習報告

2021年7月19日-21日

野生動物研究センター実習が行われ、9名の学生が参加しました。1日目は芦生研究林の概要、生息する動植物、行われている研究について講義がありました。その後、森林軌道沿いの植物や、動物が森林に与える影響などについて学びました。

2日目はシカの進入を防いで植生の変化などを調査している試験区を見学しました。研究の説明を受け、実際にシカ防除柵の補修を体験しました。その他にも大規模にシカ防除柵を設置している試験区2ヵ所、大カツラの見学をしました。

3日目は外部から猟師を招いて講義が行われました。自身の狩猟などの映像も交えつつ体験談や自身の活動紹介などを聞きました。学生から講師への質問もあり、充実した時間になりました。