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お知らせ

(終了しました/Completed.)公開森林実習I「近畿地方の奥山・里山の森林とその特徴」 受講者募集のお知らせ

現在、公開森林実習I「近畿地方の奥山・里山の森林とその特徴」の受講者を募集しております。

参加を希望される場合はこちらをご覧の上、

特別聴講学生として受講する場合は 6/14(金)

特別聴講学生とならずに受講する場合は 7/12(金) までに必要書類をご提出ください。

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安全情報

(終了しました/Completed.)銃器の使用による入林制限のお知らせ

近年、芦生研究林の貴重な植生がニホンジカの食害によって著しく衰退しています。
芦生研究林の貴重な植生を維持することを目的に、下記日程で銃器による捕獲を行います。
つきましては入林者の安全を確保するため、下記のとおり終日入林を禁止します。

実施日:令和6年4月26日(金)にて終了しました。ご協力ありがとうございました。

実施日は終日銃器捕獲を行いますので、大変危険です。
下記日程におきまして間に関係なく絶対に研究林内へ立ち入らないで下さい。

In recent years, the valuable vegetation in the Ashiu Research Forest has been severely degraded due to feeding damage by Japanese deer.
In order to maintain the valuable vegetation in the Ashiu Research Forest, firearms will be used to capture the deer during the following period.

To ensure the safety of the forest visitors, the following restrictions will apply.

Date of enforcement: Friday, April 26, 2024 Completed. Thank you for your cooperation.

The firearms trapping will be conducted all day long on the following days, and is extremely dangerous.
Please do not enter the forest on the following days regardless of the time.

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お知らせ

(終了しました/大学院生対象)菌類ワークショップ

 芦生研究林において菌類研究者と一緒にフィールド調査や研究議論を行うワークショップを開催します。
 大学院生を主な対象として、ワークショップへの参加者を募集します。紅葉も深まる研究林を菌類の目線からのぞいてみましょう。

・概要

 菌類多様性研究の促進と若手研究者の育成を目的として、フィールド調査体験とディスカッションを行うワークショップを開催します。
 新進気鋭の菌類研究者に調査を行っていただき、そのプロセスを参加者に共有してもらい、また研究発表や参加者間の自由な議論を行います。  
 今回は、菌類の中でもきのこ(地下生菌・冬虫夏草)や地衣類を中心とした菌類調査と、それらの多様性や系統、生態など幅広いテーマでお話ができると思います。また、芦生研究林や北海道研究林など、フィールド研施設の紹介や調査・研究の相談なども行えます。
 フィールドである芦生研究林は、関西有数のブナ林やトチ・カツラの巨木からなる畦畔林などを含む原生的な冷温帯林が広がっています。研究林内は1000種を超える植物種が記録されており、京都丹波高原国定公園の第1種・第2種と区別地域にも指定されています。自然についての詳細は概要ページをご覧ください。

日時
2023年10月27−29日

講師
橋本陽 (理研BRC)、山本航平 (栃木県立博物館)、升本宙 (信州大)
スタッフ:松岡俊将(京大フィールド研 芦生研究林)、杉山賢子 (京大フィールド研 北海道研究林)

主な対象
全国の大学院生定員:10名程度

参加費
無料 (ただし、芦生研究林までの交通費、宿泊費、食費は実費負担)

宿泊
芦生研究林の宿泊施設を利用(シーツ代550円、宿泊費300円/一泊、学生は宿泊費無料)。
詳細は研究林ホームページの施設参照。

・スケジュール案(詳細は変更になる可能性があります)
10月27日 11時 芦生研究林事務所前に集合

   27日午後と28日終日 研究林内で調査

   28日 夜 講師による研究発表と参加者の研究のフラッシュトーク、試料処理の見学と交流会

10月29日 朝 解散

申し込み
 担当教員の松岡(matsuoka.shunsuke.8e*kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください))までメール
 同一研究室内で複数人の参加希望がある場合は、集約して代表の方から連絡してください。

 申し込み締め切り
 10月19日 (ただし定員に達し次第、受付を終了します)

アクセス
 ホームページをご確認ください。

 また27日と29日はJR園部駅まで送迎を行う予定です。
 人数に限りがありますが希望する方は申し込みの際にお知らせください。

その他
 参加者は各自でイベントや野外活動の保険に加入した上でご参加ください。

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学生実習

大阪産業大学「生物資源活用演習」実習報告 

6月24日に大阪産業大学の実習が行われ、6名の学生が芦生研究林を訪れました。

最初に資料館を見学しました。展示されている、トチノキの絵を見ながら、芦生での栃の実の取り扱いや地域での利用について解説を行いました。林内では主にシカ柵の見学を行い、シカの食害や防鹿柵に有無よる植生の回復の違いなど、芦生のシカ害とその歴史について技術職員が中心に解説を行いました。

この実習を通して、芦生研究林に興味を持って頂き卒業研究などの調査地などに利用して頂けたら幸いです。

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京都大学「ユネスコチェア実習」実習報告

 7/13-14の日程でユネスコWENDIの実習が行われ6名の学生が参加しました。

 1日目は石原林長より芦生研究林の概要や地域における生物資源の管理について解説が行われました。その後、森林軌道を散策し、集落跡地や地元の方々が管理し続けている神社を見学しました。

 2日目は田歌という集落にて毎年行われている「田歌の神楽」を見学しました。300年以上続くお祭りで、天狗やひょっとこの面や装束を付けた行列が神社まで練り歩き、神楽を奉納するもので、京都府無形民俗文化財に登録されています。その後、かやぶきの里へ移動し、茅葺きの集落を見学しました。最後に京都市右京区京北にある木材市場・㈱北桑木材センターにて京北、南丹地域から集まる木材や流通先について学びました。

 今回の実習を通して森林だけでなく、地域がどのように自然と付き合ってきたか、また、持続的な社会の創出のためにどのように自然と向き合っていくかを考えて頂けたら幸いです。

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未分類

林内の通行状況(開通しました。安全運転をお願いいたします。)

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お知らせ

学生宿泊所の大浴場を改修致しました。

男女共用だった学生宿泊所の大浴場を改修し、個人用ユニットバスとシャワーブース(全5室)が完成しました。脱衣所も含めて全てのユニットを完全に個室化しました。
芦生研究林では、誰もが安心して利用できる環境を目指した施設整備を進めています。

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お知らせ

2023年度 芦生研究林公募研究 募集開始のお知らせ(応募締切:2023年3月15日(水))

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イベント

京都大学創立125周年記念アカデミックマルシェ 実施報告

2022年6月18日(土)ロームシアター京都にて京都大学創立125周年記念アカデミックマルシェが開催され、フィールド科学教育研究センター芦生研究林が「森林VR体験」をKDDI株式会社様にご協力いただき出展致しました。

 当日は天候にも恵まれ、128名という多くの方に、芦生研究林内の森の四季やシカの食害についてのVR動画の体験をして頂くことが出来ました。体験頂いた方からも「芦生に行ってみたくなった」、「昔、芦生に行った時のことを思いだした」、「シカの食害がこんなに深刻な問題だと初めて知った」などのご意見を頂きました。

森林をバーチャルで体験するという技術を通じ、芦生研究林の魅力や課題についてより多くの方に知って頂けたのではないかと感じています。

 森林VR動画はコロナ禍、ポストコロナにおけるフィールド実習を補う教材として、また、より多くの方に芦生研究林へ関心を持っていただく導入として活用しています。

この森林VR動画は、舞鶴工業高等専門学校ハンドメイド部様、KDDI株式会社様にご協力いただき制作いたしました。

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イベント

舞鶴工業高等専門学校及びKDDIとのVR連携成果発表会及び感謝状贈呈式が行われました。

芦生研究林と KDDI 株式会社は、芦生研究林の貴重な自然の保全と、バーチャルリアリティ(VR)を活用した最先端な大学教育などについて連携しています。2021年度にKDDIから紹介いただいた舞鶴工業高等専門学校 HANDMADE部と共に、芦生研究林の魅力や危機を伝えるVR動画を3本制作しました。

この3者共同プロジェクトの成果発表と動画作成のお礼として、2022年9月28日に、舞鶴工業高等専門学校への芦生研究林、KDDI株式会社による感謝状贈呈式および、VR連携成果発表会を開催しました。芦生研究林林長、赤石大輔助教、永井技術職員らが舞鶴工業高等専門学校へ伺い、HAND MADE部の部員の皆さんへ、感謝状を贈呈いたしました。KDDI関西総支社の田中稔総支社長や動画制作に関わった社員の皆様にもご参加いただきました。

芦生研究林では、鹿の食害による下層植生の衰退と生態系改変が大きな問題となっており、この状況を広く社会へ知っていただくことで、保全活動へのご支援を募ってきました。また、コロナ禍の中、芦生研究林での学生実習の実施が困難になり、どのように学生の教育を実施していくかが課題となっていました。このような状況下で、新しい技術であるVRを使って、学生をはじめ多くの方に芦生の自然と課題を知ってもらいたいというのがVR動画の制作を決めた理由の一つでもあります。

動画制作の部分を舞鶴高専HANDMADE部へ依頼し、研究林の見学やオンラインでの打ち合わせを重ね、約1年かけて3本の動画を完成させました。完成した動画は、2022年6月18日に開催された京都大学125周年記念マルシェで一般公開し、多くの方にご試聴いただきました。

HANDMADE部の皆さんには、動画の編集からナレーションまで全て行っていただき、素晴らしい動画が完成しました。打ち合わせを何度も行い、研究林側からの度重なる修正の指示を辛抱強く受け入れ、対応してくださった部員の皆さんに大変感謝しています。

感謝状贈呈式で久しぶりに部員の皆さんとお会いして、短い時間でしたが製作時のことを振り返る意見交換をしました。少し時間が経っていましたが、いろいろな話題が出て、話がつきませんでした。部員の皆さんにとって、芦生研究林にご協力いただくなかで学びとなり、また企業・大学との連携の経験やVR動画制作で獲得した技術や知識が今後活かされれば、芦生研究林の教職員一同としてとても嬉しく思います。

京大フィールド研が提唱する「森里海連環学」は森と海の、そして人と自然のつながりを考え、つながりを再生してくために社会と共に実践していく学問です。芦生研究林が由良川の上流から呼びかけ、KDDIという企業がつなぎ、由良川河口の舞鶴の学生が動いたこの取り組みは、まさに森里海連環学の実践事例と言えるでしょう。このような連携を今後さらに発展させていきたいと考えています。

以下、感謝状贈呈式での石原正恵林長の挨拶:

「本日は感謝状贈呈式及びVR連携成果発表会にご参集いただきまして大変ありがとうございます。

私は根っからのフィールド屋ですので、実を申しますと、KDDI様との連携が始まった2020年当初、VRには懐疑的でした。所詮、バーチャルはリアルにはかなわないと思っていました。しかし、静止画のVRコンテンツができあがり、それを新型コロナウィルス感染症により中止した実習の受講学生さんに体験いただいきました。そのとき、学生さんがとても驚いて、そして笑顔で帰っていきました。

こうしたことから、コロナ禍でのリアルな実習ができない場合の代替として利用するだけでなく、リアルな実習での学習効果をより高める教材として活用できることを確信するようになりました。

一方で、いつも率直な意見を述べてくれるガイドさんや、子どもたちからは、森の中を歩けたらいいのに、音がほしいなど手厳しいコメントがありました。そこで動画に取り組みたいと考えていましたが、動画となると一気に編集などの手間が増え、芦生研究林の教職員とKDDI様だけでは制作はできないことが課題でした。そこに、舞鶴工業高等専門学校HANDMADE部様のご協力が得られることになり、3本ものVR動画が本年度のはじめに完成しました。

早速、本年度、多方面で活用させていただいてます。まず教育面では7つの実習において133名の学生が体験しています。そのうち、8月に実施した森里海連環学実習でも活用しました。この実習では、由良川の源流である芦生研究林からスタートし、途中、水質やプランクトン、魚などをサンプリングしながら、由良川をくだっていき、最終的には河口に位置する舞鶴市にある京都大学の京都大学舞鶴水産実験所まで行きます。この過程で、森と海の繋がり、そして人間社会と森や海のつながりを学びます。この実習では、コロナの感染予防のため芦生研究林での実習時間が短縮せざるを得ませんでしたが、VR動画を活用し、シカの食害など森の学びを充実させることができました。

次に、一般の方向けのイベントでは、3件、304名の一般の方にご体験いただいてます。芦生の森を守っていこうという気持ちがより多くの方に伝わるようになり、芦生研究林へのご寄付を呼びかけることができました。この後も、京都大学一般公開「京大ウィークス」や実習などでの活用を予定しております。

さらに、本成果は、全国的なつながりへと発展しています。全国の大学演習林や研究サイトで作られたデジタルコンテンツのカタログとなるように、「デジタル森林教育コンテンツ」ウェブサイトを京都大学と北海道大学が中心となり作成しました。こうしたウェブサイトをつうじ、本VR動画が、芦生研究林だけでなく、広く森林教育に関わる人にご利用いただける可能性が広がってきています。

コロナ禍を機に日本社会、そして世界は大きく変わりました。学生の皆さんには、学びの機会が制限され、友達との体験も制限され、とてもつらかったろうと思います。しかし、コロナ禍がきっかけとなり、このようなご縁に恵まれ、バーチャルとリアルをつなぎ、空間を超えた対話と連携が生み出されました。

この経験が、これからの社会を切り開いていかれる学生の皆様にとって、少しでも力となり、自信となれば、教育機関としての京都大学芦生研究林として嬉しく思います。また我々も、舞鶴高専の学生さんの良いものを作り上げたいという若い真摯な気持ち、また内海校長と丹下先生の教育への熱意、KDDI様のプロジェクト推進のためのハードとソフトの両面での駆動力に背中を押され、多くのことを学ぶ機会に恵まれました。

芦生研究林は100周年を迎え、次の30年の目標として、「様々な生き物が棲む森へ 多様な人がともに学ぶ場へ」を掲げています。今回の取り組みは3者がそれぞれの得意な分野を活かし、ともに学び合いながら作り上げてきたものです。芦生研究林の森の課題解決だけでなく、地方や農山村、家族、人と人とのつながり、環境などを重視した持続的な社会の創出にむけた一歩となることを願っています。

このような大変素晴らしい成果をもたらしてくださいました、舞鶴工業高等専門学校の内海校長先生、丹下先生、HANDMADE部の学生の皆様、そしてKDDI株式会社様に、厚く御礼申し上げます。」