「フィールド科学教育研究センター」の看板上掲式

 2003年4月1日付けで学内共同教育研究施設として「フィールド科学教育研究センター」が設置されたことに伴い、5月13日、センターの看板上掲式が行われました。

2003年4月1日付けで学内共同教育研究施設として「フィールド科学教育研究センター」が設置されたことに伴い、5月13日、センターの看板上掲式を行った。
 式には、長尾総長、本間事務局長のほか、多数の関係教職員が出席し、総長、田中センター長により看板の上掲を行った。
 「フィールド科学教育研究センター」は京都大学において全学的な取り組みがされてきた地球環境科学研究構想の一環として、農学研究科附属であった演習林・亜熱帯植物実験所・水産実験所と理学研究科附属であった瀬戸臨海実験所を統合して設置されたものである。本センターは、これまでそれぞれの研究領域ごとに個別に進められていた教育研究を、フィールドをベースに理学的基礎研究と農学的応用研究の統合を図り、森と海をつなぐ新たな科学の創生を目指すものである。統合した4施設が従来果たしてきた機能をそれぞれ発展的に継承しつつ、現場での教育や実験に多様なフィールドを提供するとともに、地域に深く根差した現場データを集積し、長期生態学研究サイトとして国際的にも重要な役割を果たしていくものと大いに期待されている。

 ・関連新聞記事:2003年5月14日 京都新聞 夕刊 10面

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