入林制限のお知らせ

銃器によるニホンジカの捕獲を実施するため、下記のとおり入林を制限します。

実施期間

平成29年5月20日(土) から 平成29年7月21日(金) まで

入林禁止時間

平日(月~金) : 午前9時まで,午後5時以降

土日・祝日 : 終日

期間中は、平日は日出から午前9時まで、および午後5時から日没まで、土日祝日は終日、林内で銃器を使用しますので、大変危険です。絶対に研究林内に立ち入らないで下さい

この捕獲作業は、貴重な植生を守り、持続可能な森林管理を実現させるための活動です。ご理解とご協力をお願いいたします。

有田川町
和歌山県猟友会有田支部清水分会
京都大学フィールド科学教育研究センター和歌山研究林

ウッズサイエンス

2017年4月18日より2017年度のウッズサイエンスを開講し、初回は研究林の広さや地形についての説明、植生等の見学を行いました。翌週の4月25日には、有田中央高等学校清水分校において開講式を行った後、長谷川林長が研究林の概要及び森林と人とのかかわり方や林業の歴史についての講義を行いました。
ウッズサイエンスは、和歌山県立有田中央高等学校清水分校との共催で3年生を対象に2002年度より開講しており、清水分校の学校設定科目の一つとして地域の主要な産業である林業や、身近な環境である森林について学習することを目的としています。今年度は2014年度以来3年ぶりの開講となり、女子生徒1名が受講しています。

研究林からの眺望

広葉樹人工林の説明

開講式

研究林概要と講義

 

研究林を利用していただく上での利用要項および申請様式の変更について

平成29年4月1日より、利用要項が京都大学のすべての研究林・試験地で統一され、利用申請書類も統一書式となりました。

教育・研究や研修、見学、取材等の目的で和歌山研究林を利用される場合は、新たな利用要項に基づき、新フォーマットで申請書を作成していただくようお願いいたします。

また、データ・標本等利用願(旧、データ試料利用願)および利用結果報告の各様式も変更されております。利用案内ページにて新たな利用要項および申請書類をご確認ください。

和歌山研究林ミニ公開講座

和歌山研究林では、10月30日に和歌山研究林ミニ公開講座(後援:有田川町教育委員会 京大ウィークス2016参加イベント)を開催しました。
このイベントは、本施設の存在および意義、教育・研究内容を地域を中心とした一般市民の皆さまに知ってもらうことを目的に、昨年から開催しているものです。今年は定員を上回る46名の応募があり、当日は21名の参加がありました。
当日は、有田川町清水行政局駐車場に集合し、マイクロバスで林内に向かいました。現地では2班に分かれて、研究林教員および技術職員の解説により、主に標高の高い尾根部で自然観察を行いました。参加者は樹木の種名だけでなく、その生息地など生存戦略の多様性や、木材の資源としての利用と課題に関して理解を深めました。
参加者からは、「植物の種類を多く知ることができた。」「講師先生の博学さに感心しました。」などの感想が寄せられ、イベントは好評のうちに終了しました。

開講式

開講式

散策準備

散策準備

1班

1班

2班

2班

ツガの葉に触れてみる

ツガの葉に触れてみる

ミズメの香りを嗅いでみる

ミズメの香りを嗅いでみる

総合的な学習の時間「森は友だち 森林の町清水」環境

2016年10月27日に、和歌山研究林と協定を結んでいるマルカ林業(株)様の協力を得て、有田川町立八幡小学校5年生5名による[総合的な学習の時間「森は友だち 森林の町清水」環境]として間伐体験が行われました。
はじめに研究林職員から間伐について説明を受け、その後児童それぞれに職員が付き添いながら、ノコギリを使用して間伐を行いました。
間伐後は、チェーンソーやノコギリを使用して丸太切りの体験を行いました。

木の倒し方について説明

木の倒し方について説明

ノコギリを使って間伐

ノコギリを使って間伐

ノコギリを使って丸太切り体験

ノコギリを使って丸太切り体験

チェーンソーを使って丸太切り体験

チェーンソーを使って丸太切り体験

職業体験学習

2016年9月28日から30日にかけて、有田川町立八幡中学校2年生1名の職業体験学習を受け入れました。
この学習は・勤労の尊さや意義を理解し、望ましい職業観を養う。・地域についての理解を深め、共によりよく生きていこうとする意欲や態度を育てる。・生き方についての自覚や将来設計について考える機会とする。といった目的で行われています。
以下、職業体験生に作成してもらったホームページ報告です。
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2016年9月28日~30日に職業体験を行いました。
1日目の午前中は神戸大学の佐藤拓哉 准教授の研究内容を説明してもらい、研究の補助をしました。電気が流れる機械を使いアマゴを捕獲し、体長や体重を測定し胃の中に入っている物も調べ
色で印をつけました。
午後からは研究林の管理区域を見回り、尾根や谷の名称も教わりました。ここでは地図の読み取りも大切だと教えてもらいました。

アマゴの体長測定

アマゴの体長測定

アマゴにマーキング

アマゴにマーキング

2日目の午前中は山の中に入り環境を調査しました。地面をはって歩いている甲虫はどんな物がいるのか、決められた区域にどんな葉や種などが落ちているのか、どんな木の芽が発芽して育っているのかなどを調べました。川の水のpH(酸性なのか中性なのかアルカリ性なのか)、EC(電気を良く通すのか)を調べました。
午後は油圧ショベルという重機に乗せてもらいました。大きい物と小さい物に乗りました。石や土を掘って移動させたりしました。雨のpH・ECも測りました。

甲虫トラップ回収

甲虫トラップ回収

リタートラップ回収

リタートラップ回収

渓流水採水

渓流水採水

川の水のpH・EC調査

川の水のpH・EC調査

油圧ショベルの操作

油圧ショベルの操作

ミニ油圧ショベルの操作

ミニ油圧ショベルの操作

3日目の午前中は木の成長を良くするためにチェーンソーを使って保育間伐をしました。手を借りず一人で伐ったりしました。何も障害物の無いような所に倒すことを意識しました。それから、
チェーンソーの分解・清掃・点検をしました。どんな仕組みでどんな風に動いていたかが分かりました。そして次もちゃんと使用できるように掃除しました。
午後からはホームページの作成をしました。3日間やらせてもらったことをまとめました。

チェーンソーを使って伐採

チェーンソーを使って伐採

ホームページの作成

ホームページの作成

ひらめき☆ときめきサイエンス

2016年9月18日に神戸大学大学院理学研究科との共催で、ひらめき☆ときめきサイエンス「寄生虫が森と川を育む?~ハリガネムシを通して自然をみてみよう~」を実施しました。
ひらめき☆ときめきサイエンスは独立行政法人日本学術振興会の事業の一環で、文部科学省科学研究費補助金(通称,科研費)を用いて行われている研究に、小・中・高校生に触れてもらうプログラムです。
当日は雨天のためプログラムを入れ替えて行い、開講式の後、午前は渓流でのアマゴの調査を体験したり、寄生虫ハリガネムシとその宿主カマドウマの捕獲トラップを観察しました。午後は、長谷川林長による研究林の概要説明と神戸大学の佐藤准教授による講義「森と川をつなぐ生きものたちの話」の後、アマゴの胃内容物調査や体長・体重測定、個体の識別方法を体験し、最後に閉講式と未来博士号が授与されました。
県外から参加した中学生3名のアンケートには、とても面白く分かりやすかった、また参加してみたい、1泊2日でもっと長時間じっくりしてみたい等の関心の高い意見が寄せられました。

アマゴの調査体験

アマゴの調査体験

ハリガネムシの捕獲

ハリガネムシの捕獲

長谷川林長による概要説明

長谷川林長による概要説明

佐藤准教授による講義

佐藤准教授による講義

アマゴの体長測定

アマゴの体長測定

アマゴの識別方法について

アマゴの識別方法について

擁壁裏込め材改良工

5月13日から8月5日にかけて、11林班丸太集積場擁壁の裏込め材改良工を行いました。
5、6月はバケット容量0.45㎥用スケルトンバケツ(80mm×80mmマス目)をリースし、裏込め材の生産を行いました。
7月上旬からは裏込め部不良土壌の除去をミニ油圧ショベルと油圧ショベルで行い、7月下旬からはクローラキャリアをリースし裏込め材を埋め戻しました。
最後に、裏込め材の流出を防ぐため、木組みを行いました。

スケルトンバケツで裏込め材の生産

スケルトンバケツで裏込め材の生産

ミニ油圧ショベルで不良土壌の除去

ミニ油圧ショベルで不良土壌の除去

不良土壌を取り除いた擁壁裏込め部

不良土壌を取り除いた擁壁裏込め部

クローラキャリアで埋め戻し

クローラキャリアで埋め戻し

裏込め材流出防止用の木組み

裏込め材流出防止用の木組み

裏込め材改良工の完成

裏込め材改良工の完成

大規模野外実験

2016年7月から8月にかけて、大型プールの設置等実験準備を行いました。
7月12日に大型プールを6個設置し、タンクから大型プールまでの導水管の設置を行いました。
8月3日には大型プールに砂利を敷き詰め、排水ホースの設置等行いました。

設置した大型プール

設置した大型プール

小型移動式クレーンで砂利集め

小型移動式クレーンで砂利集め

大型プール内に砂利を敷き詰める

大型プール内に砂利を敷き詰める

排水ホースの取付

排水ホースの取付

UAVによるデータ収集

2016年7月29日に持続的森林管理のための森林域でのGNSS技術の応用に関する研究の一環として、UAV(無人航空機)によるデータ収集が、(株)竹谷商事、ジオサーフ(株)の協力のもと行われました。

飛行するUAV

飛行するUAV

収集したデータの確認

収集したデータの確認