環境系プロジェクト(有田川水質調査)

和歌山研究林では、環境系プロジェクト研究の一つとして、2005年より有田川流域の水質調査を継続して実施しています。研究林のある有田川源流部(支流の湯川川)に始まり、最下流の有田市古江見に至る約60kmの区間に12か所の定点採取ポイントを設け、定期的に水質測定とサンプルの採取を行っています。

10月27日に水質調査とサンプル採取を行いました。pHとEC(電気伝導度)はその場で測定します。また、フィルターでろ過したサンプル用の河川水はフィールド研に送付し、より高度な分析が行われます。

このような調査を長期間継続して行うことにより、森林や農地・都市部から河川へ流れ出す様々な物質の動きを知ることができ、長期的な環境の変化を把握することにつながります。

 

 

採取ポイント(上流部)

採取ポイント(下流部)

pHとECの測定

サンプルの採取