秋になり、台風シーズンが到来しています。台風に備えて、林道を巡視するとともに横断排水溝の掃除を行いました。
横断排水溝に土砂が詰まっていると、適切な場所で雨水が排出されず、路面を流れる雨水の流量が増し、路面の浸食や亀裂などの被害が発生する恐れがあります。このため、大雨のシーズンには定期的に排水溝の掃除を行う必要があります。
和歌山研究林では林道の総延長が8km程度あり、多数の横断排水溝が設置されています。これらをすべて見回り、土砂が詰まった箇所があれば手作業で除去します。かなりの重労働ですが、このひと手間を怠ると大きな被害になる場合もあるので、地味ながらも重要な作業です。