最適作業システムについて(和歌山県林業大学校実習)

昨年に続き、2020年11月6日に和歌山県農林大学校林業研修部による研修が行われました。

当日は5,6林班のブナ・ミズナラを主体とする冷温帯天然林、10林班の伐採作業現場および清水森林組合との協定による森林経営計画事業箇所、9林班のモミ・ツガを主体とする学術参考林等の見学を行いました。

例年は、一週間、学生らが有田川町清水地域に滞在し、林業事業体の見学なども合わせて実施されていましたが、今年は新型コロナ感染症対策のため日帰りで、非常にタイトなスケジュールとなり、また学生数が3倍の9人(うち1名は当日欠席)と大幅に学生数が増えました。ちょうど寒波が来襲し、非常に寒い天候下でしたが、質問や議論が活発に行われ、学生から未来の林業を通して地域を支える、という熱い思いが感じられました。

冷温帯天然林の観察

伐採現場の解説

作業道作設法の解説