アマゴプロジェクト報告会について

2019年3月9日に有田川町きびドーム にて「有田川流域アマゴの健康診断プロジェクト」の報告会が開催されました。
このプロジェクトは、神戸大学大学院理学研究科の佐藤拓哉准教授らの研究グループと京都大学フィールド科学教育研究センターの徳地直子教授らが、地元や関西圏の釣り人の皆さんと共同で、有田川流域の在来アマゴを探し、その遺伝的多様性や周囲の環境状態を評価しようとするものです。
今回の報告会では、2018年に釣り人の皆さんが中心になって集めた約30河川のアマゴのサンプル(鰭の一部)をDNA分析した結果が紹介されました。今年も同様の調査とDNA分析を継続することで、有田川流域で昔から育まれてきた在来アマゴが見つかる可能性があるとのことです。

※このプロジェクトは、パタゴニアの環境活動研究助成と日本財団・京都大学森里海連環再生プログラムの助成事業として実施されています。

報告会の様子

アマゴについての解説