【概要】京大のフィールド施設を利用する
京都大学フィールド科学教育研究センターは、全国10カ所に遠隔施設を保有しており、学内・学外からの施設利用を積極的に受け入れています。
>各施設の所在地
通年、各施設において「他大学実習の受入れ」や、夏休み・春休みなどの長期休暇を利用した他大学の学生が参加できる「公開実習」を実施しています。
また、施設の共同利用も随時募集しており、卒業論文・修士論文・博士論文研究のために、各施設(研究フィールドや船舶、機器など)を提供しています。
【共同利用拠点認定の紹介】
2011年4月に舞鶴水産実験所および瀬戸臨海実験所が、2015年7月に芦生研究林・北海道研究林・上賀茂試験地が、文部科学省教育関係共同利用拠点に認定されました。
>文部科学省教育関係共同利用拠点とは?
舞鶴水産実験所「日本海における水産学・水圏環境学フィールド教育拠点」
ウェブページ
〒625-0086 京都府舞鶴市長浜
TEL:0773-62-5512 FAX:0773-62-5513
Email:maizuru*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください)
瀬戸臨海実験所「黒潮海域における海洋生物の自然史科学に関するフィールド教育共同利用拠点」
ウェブページ
〒649-2211 和歌山県西牟婁郡白浜町459
TEL:0739-42-3515 FAX:0739-42-4518
Email:fserc-seto*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください)
芦生研究林・北海道研究林・上賀茂試験地
「人と自然のつながりを学ぶ森林フィールド教育共同利用拠点」
拠点事業ページ
芦生研究林 ウェブページ
〒601-0703 京都府南丹市美山町芦生
TEL:0771-77-0321 FAX:0771-77-0323
Email:akh*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください)
北海道研究林 ウェブページ
上賀茂試験地 ウェブページ
【共同利用拠点の活動】
舞鶴水産実験所 事業案内ページ
京都府北部の舞鶴市に位置しており、春休みと夏休みに公開実習を5つ、また他大学からの実習受入れが3大学4科目、施設の共同研究利用が11大学25名となっています(2013年度実績)。
目の前に広がる若狭湾のフィールドや調査船、飼育施設、魚類標本、舞鶴港に水揚げされた魚等を活かした実習を実施しています。近畿圏にあって自然豊かな海、川、そして山がすぐ近くにある舞鶴は、フィールド研究には絶好のロケーションです。
瀬戸臨海実験所 事業案内ページ
和歌山県南部の白浜町に位置しており、春休みと夏休みに公開実習を5つ、また他大学からの実習受入れが11大学12科目、施設の共同研究利用が15大学55名となっています(2013年度実績)。
特に “生物多様性の高い黒潮流域の海洋生物に関する実習” を積極的に受入れ・実施しています。
瀬戸臨海実験所には、白浜周辺にすんでいる無脊椎動物と魚の展示にこだわった京都大学白浜水族館が隣接しています。
芦生研究林・北海道研究林・上賀茂試験地 事業案内ページ
京都府南丹市にある芦生研究林、北海道標茶町および白糠町にある北海道研究林、京都市北区にある上賀茂試験地で、春休みと夏休みに公開実習を4つ実施しています。また他大学からの実習受入や、施設の共同研究利用を推進しています。
【他大学の学生が参加できる公開実習】 京大のフィールド施設で学ぶ
夏休みや春休みの長期休暇中に、森林生態学や海洋生物科学に関する実習を実施しています。
公開実習案内ページ (逐次更新)
(参考)
瀬戸・舞鶴:認定時の紹介記事 ニュースレター24号 2011年9月
文部科学省 報道発表 平成22年度「教育関係共同利用拠点」の認定について
文部科学省 報道発表 平成27年度「教育関係共同利用拠点」の認定について
森林系3施設:認定時の紹介記事 ニュースレター37号 2015年11月
文部科学省 報道発表 令和元年度「教育関係共同利用拠点」の認定について (2019-09-05 追記)