新人紹介 赤石 大輔

森里海連環学分野連携助教/
森里海連環学教育研究ユニット 特定助教 赤石 大輔

 2018年4月16日付で、森里海連環学教育研究ユニットに着任いたしました。フィールド研の施設の一つである芦生研究林は、生態学を学びだした学生の頃から憧れの場所でした。芦生研究林や各地の研究施設で仕事ができることを大変誇りに感じています。
 私はこれまで石川県奥能登地域において、大学と地域の協働による自然環境の保全再生事業に参加し、その中でNPO 運営や行政の保全計画の策定等を行ってきました。
 森里海連環学教育研究ユニットでは、森里海連環の実態を解明する大規模な自然科学研究と、森里海連環の再生を促す社会的要因を解明する社会科学研究が並行して展開しています。その中で私は、研究成果をもとに社会の多様な主体と連携し、共に学び、森里海連環の再生に向けて共に行動していく人々のネットワークづくりを進めています。
 国際社会においてはこれまでの大量消費時代を反省し、持続可能な社会づくりのための2030年目標(SDGs)に向けて、様々な分野の人々が協力して取組を始めています。
 森里海連環の再生は、すなわち持続可能な社会づくりであるといえます。そのために必要な知識を身に付け、行動に繋げていくためには、京都大学が大切にしているフィールドワークの手法が有用であると考えています。芦生研究林をはじめ各地の森里海において多様な人々が参加可能なフィールドワークを実施し、自然環境について学び、対話を重ね、目指すべき未来の姿を考える場を創っていきたいと考えています。

ニュースレター46号 2018年10月