上賀茂試験地にてきのこ観察会を開催

 2019年7月25日、関西菌類談話会と上賀茂試験地による共催で、きのこ観察会を開催しました。談話会の会員や地域住民あわせて34名が参加し、試験地の敷地内で夏のきのこを観察しました。

 当日は大変蒸し暑い天気となりましたが、先日から降った雨のおかげで、たくさんのきのこを確認することができました。試験地には針葉樹と広葉樹の様々な樹木が植えられており、多様な環境が作られています。樹木が多様な場所では、きのこもたくさんの種類が発生します。今回はベニタケ、イグチ、テングタケの仲間を中心に、夏のきのこが多数発生していました。
 午後からは試験地の講義室で同定会を行いました。初めてきのこ観察会に参加する学生もいたため、きのこに関する基本的な解説などを会員の方が解説するなど、充実した勉強会となりました。

 参加者からは次回もぜひ上賀茂試験地で開催したいとのリクエストがありました。今後もこのような地域と連携した学びの場を作っていきたいと考えています。

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