公開シンポジウム「知ろう、守ろう芦生の森−芦生の森が問いかけているもの−」

森林資源管理学分野 吉岡 崇仁


 フィールド研の共催で10月15日に美山文化ホールにて開催され、約80名の参加がありました。渡辺弘之京大名誉教授による基調講演で芦生の森の昔と今が紹介されたあと、研究林で実施されているニホンジカの有害捕獲や、市民ボランティアによるシカ防除柵の設置などの取り組みに関わっている様々な立場の方から報告がありました。パネルディスカッションでは会場との質疑応答も活発で、シカ食害や芦生研究林への関心がとても高く、今回のような産官学、様々な
立場の関係者が協働した企画が重要であるという意見もありました。昼食時にはシカ肉ステーキやシカ肉じゃがが振る舞われ、柔らかくてとても美味しいと評判で、シンポジウム以上に盛り上がっていました。

ニュースレター25号 2011年12月 社会連携ノート