森里海連環学プロジェクト支援室の設置にあたって

森里海連環学プロジェクト支援室長 山下 洋


 フィールド科学教育研究センターでは、平成18年11月1日に森里海連環学プロジェクト支援室を設置しました。また、平成19年5月1日付で福澤加里部氏(教務補佐員)、平成20年4月1日付で向昌宏氏(技術職員、企画情報室兼務)が、プロジェクト支援室員として新たに加わりました。フィールド研の組織図にあるとおり、本プロジェクト支援室は教育研究部、企画研究推進部門の森里海連環学分野に所属します。「森里海連環学」は、フィールド研における教育研究の柱であり、森から海までの生態系のつながりを分野横断的に解明することを目指しています。しかし、個々の教員が基盤とする専門分野は、森林生態系、里域生態系、海域生態系などに細分化されるために、森里海連環学を推進するには現実的な壁があります。また、全国に散らばる隔地施設を中心に研究を行うことから、主要な研究フィールドを古座川流域、由良川流域、仁淀川流域の3個所に設定しています。森里海連環学プロジェクト支援室は、教員間およびフィールド間をつなぐ役割を持ち、教員が連携して森里海連環学を展開できるよう研究の支援を行っています。また、いずれのフィールド研究においても水質分析が共通の重要な研究項目であり、採水標本の分析なども担当します。当センターの森里海連環学の教育と研究の推進のために、活発に活動していく所存です。

ニュースレター14号 2008年7月