2016年3月2日、舞鶴水産実験所の緑洋丸を利用して調査研究された論文がオンライン公開され、海水に含まれる魚類のDNA量が、その水域に生息する魚群規模を反映していることを明らかにしました。
Yamamoto,Satoshi; Minami,Kenji; Fukaya,Keiichi; Takahashi,Kohji; Sawada,Hideki; Murakami,Hiroaki; et al. (2016)
Environmental DNA as a ‘Snapshot’ of Fish Distribution: A Case Study of Japanese Jack Mackerel in Maizuru Bay, Sea of Japan.
（環境ＤＮＡ解析は迅速な魚類分布調査を可能とする：舞鶴湾におけるマアジの事例）
PLoS ONE 11(3): e0149786.
DOI: 10.1371/journal.pone.0149786
この論文の共著者のうち、京都大学フィールド科学教育研究センター舞鶴水産実験所関係者は、南 憲吏（北海道大学特任助教、2010/2012年 舞鶴水産実験所研究員）、髙橋 宏司 （長崎大学学振研究員、2012/2015年 舞鶴水産実験所研究員）、澤田 英樹（舞鶴水産実験所研究員）、村上 弘章（農学研究科博士課程後期課程学生・舞鶴水産実験所常駐）、堀内 智矢（農学研究科修士課程学生・舞鶴水産実験所常駐）、鈴木 啓太（舞鶴水産実験所助教）、益田 玲爾（舞鶴水産実験所長・准教授）である。
詳しくは、京都大学ページ、科学技術振興機構ページ などを参照下さい。