2011年4月8日、瀬戸臨海実験所において「鯨セミナー」を開催しました(主催:海の哺乳類情報センター・共催:瀬戸臨海実験所)。参加者約20人
講師 久保田 信(フィールド研准教授)
内容 「和歌山県田辺湾へ迷い込んだ 抹香鯨の自力帰還の話題を中心とした近年の田辺湾周辺海域への鯨類の“漂着”例」
講師 荻野みちる(海の哺乳類情報センター代表)(講演中止)
内容 「” 海のモンスター、マッコウクジラ ” 先人に学ぶー」
主催 東京都特別非営利法人 海の哺乳類情報センター
会場 瀬戸臨海実験所 研究棟1F 講義室
日時 2011年4月8日(金曜日)14時00分~15時30分
参加費 無料
問合先 瀬戸臨海実験所 准教授 久保田 信(電話 0739-42-3515)
以下の案内をご覧ください。
2011年4月4日
「鯨セミナー 」の ご案内
紀伊半島周辺海域には多種・多数の鯨類が生息・到来します.ホエールウオッチングなど直接・間接に関わる鯨類と人間生活の係わり合いも考慮しつつ,今回,世界の鯨類の生態学的研究などでご活躍中の荻野みちる様を再び講師にお招きし、マッコウクジラに関する最近の話題を、ビデオ上映も含めてご講演して頂けることになりました。2009年5月に田辺湾に抹香鯨が迷い込み,3週間も長期間滞在するなど世界的に貴重な現象がみられましたこともありますし,皆様、お誘い併せの上,どうぞお越しくださいませ.
講師と講演内容 荻野みちる: ” 海のモンスター、マッコウクジラ ” 先人に学ぶー
(注記: 前回の国際学会での賞も頂くなどマッコウてんこもりで、海底地震関連の
話も織り交ぜる予定です。 <本人からのメイルの一部>)
なお、前座として、久保田 信 による簡潔な クジラ講演 も予定しております。
講演日時 2011年4月8日(金曜日)14時より,約1.5時間
会場 京都大学フィールド科学教育研究センター瀬戸臨海実験所 研究棟1F 講義室
会費 無料 (講義室のスペースは50名程度の収容です)
問い合わせ先 京都大学フィールド科学教育研究センター瀬戸臨海実験所 (講演共催)
准教授 久保田 信 (電話0739-42-3515)
駐車場 京都大学フィールド科学教育研究センター瀬戸臨海実験所構内の駐車場をご利用下さい。手狭ですので,乗り合わせてなどでお越し下さい.
主催 東京都特別非営利法人 海の哺乳類情報センター
講師と講演内容
はじめに
久保田 信(京都大学フィールド科学教育研究センター瀬戸臨海実験所)
1. 和歌山県田辺湾へ迷い込んだ 抹香鯨の自力帰還の話題を中心とした
近年の田辺湾周辺海域への鯨類の“漂着”例
久保田信(京都大学フィールド科学教育研究センター瀬戸臨海実験所)
紀伊半島西部海岸へは過去50年間に13種ほどのクジラ類が“漂着した”記録がありますが,このうち,世界的に異例の長期滞在したマッコウクジラが自力で湾外へ出るまでの観察結果の概要に焦点をあて、最近の他の種類の鯨類の“漂着”記録を紹介します。
2.” 海のモンスター、マッコウクジラ ” 先人に学ぶー
荻野みちる(東京都特別非営利法人 海の哺乳類情報センター代表)
日本でも海外でもマッコウクジラの集団あるいは単独の座礁・漂着例が増加しています。マッコウクジラをはじめ他の大型クジラ類が湾内などに迷い込んだ事例と対応を紹介しながら、謎に包まれたクジラ類の生態について、ビデオなども使用しながら、紹介します。海底地震関連の話も織り交ぜる予定です。
おわりに
総合質疑応答