里海生態保全学分野 小幡 光汰 特任助教
2025年4月から特定研究員(学振PD)として、2026年4月より特任助教として舞鶴水産実験所に着任しました。学生時代は北海道で魚類の分類・比較解剖に取り組み、先人たちの残した膨大な文献と標本を見比べるインドアな毎日でした。舞鶴に来てからは、新しく仔魚の研究を始めました。魚の一生を通じて生態・形態が最も劇的に変化する浮遊仔魚期を対象に形態発育パターンを調べれば、生態と形態の関わりが何か見えてくるだろう、とぼんやり考えていました。ところが実際は、フィールド調査・サンプル処理・データ解析の技術など身につけなければならないことが山積みでした。教職員や学生の皆さんのサポートに支えられながら試行錯誤の連続です。任期中にどこまで辿り着けるでしょうか。
学部生の頃は全国の大学が実施する公開臨海・臨湖実習に参加し(京大の先生にもお世話になりました)、また院生の頃には一度舞鶴にもお邪魔して乗船調査にも参加しました。こうした経験から、すぐそこで生き物を採ってきて研究できるっていいなあと憧れていました。せっかく憧れの環境に来たのですから、魚の多様性と形態の精巧さを記述し尽くすことを目指してこられた先人たちに恥じぬよう、そして次世代の学生にもその魅力を届けていけるよう、教育研究活動に取り組んでいく所存です。どうぞよろしくお願いいたします。
ニュースレター69号 2026年06月
