京都大学フィールド科学教育研究センター 森林生物圏部門 准教授(再公募)
※2013年5月24日(金曜日)公募終了
伊勢 武史氏 2014年 5月 1日付
1.募集人員
准教授 1名
2.所属
京都大学フィールド科学教育研究センター 森林生物圏部門
3.勤務地
京都大学フィールド科学教育研究センター 芦生研究林(所在地:京都府南丹市美山町芦生)
※その後の異動あり
4.応募資格
• 博士の学位を有すること
• 国籍は問いませんが、日本語による十分なコミュニケーションができること
5.専門分野
森林育成学および森林生態学
6.募集内容
京都大学のフィールド科学教育研究センター(以下、「フィールド研」という)は、平成15年4月に旧理学研究科附属瀬戸臨海実験所、農学研究科附属演習林・亜熱帯植物実験所・水産実験所の4施設を統合し、フィールドをベースに森から海までのつながりを解明する「森里海連環学」を基盤とした教育・研究を目的として設立されたものです。京都大学におけるフィールド科学の全学共通教育を担当するとともに、森林生物圏、里域生物圏、沿岸海洋生物圏間の連環機構の解明に取り組み、自然生態系や地球環境の保全に関するフィールド教育と研究の発展を目指し、公開講座、地域連携講座などを通してこれらの活動を発信し、社会貢献に務めています。また、2011年度には瀬戸臨海実験所と舞鶴水産実験所が教育関係共同利用拠点に認定され、全国の国公私立大学の学生に対してフィールド教育の場と機会を提供しています。
本公募では、森林育成学および森林生態学の専門分野において十分な経験と能力を有する方で、採用後はフィールド研の6つの森林系フィールド(北海道・芦生・和歌山研究林、上賀茂・北白川・徳山試験地)を活用して、森林の保全・利用・管理や維持機構についての教育と研究に従事する方を募集します。また、森林系の准教授として、研究林・試験地の管理・運営の責務を他の教員、技術職員と連携して遂行するとともに、フィールド研全体の組織運営にも積極的に関与する方を望みます。フィールド研が取り組んでいる、シンポジウム、公開講座や施設の観察会などにも参画していただきます。
このほか、研究面に関しては、フィールド研が取り組んでいる森里海連環学に関する研究プロジェクトを強力に推進することが期待されます。
教育に関しては、以下に述べる1.フィールド研森林生物圏部門と2.農学研究科森林科学専攻森林資源学講座(協力講座)森林育成学分野の講義・実習等を担当していただきます。また、公開森林実習など他大学による教育関係の共同利用の推進にも関わっていただきます。
1. フィールド研森林生物圏部門:
【本公募教員が担当する科目】
全学共通科目:新入生向け少人数セミナー、森林基礎科学B(分担)、森里海連環学(リレー)、森林学(リレー)、森里海連環学実習(分担)
2. 農学研究科森林科学専攻森林資源学講座(協力講座)森林育成学分野:
【本公募教員が担当する科目】
農学研究科:森林育成学特論I、森林育成学専攻演習、森林育成学専攻実験
農学部:森林育成学(分担)、森林科学実習IV(分担)
7.採用時期
2013年9月1日以降のできるだけ早い時期
8.提出書類
封筒の表に「教員応募書類在中」と朱書きし、以下1.~10.の書類一式(正1部、副4部)を、簡易書留郵便で下記応募書類送付先まで送付してください。
1. 履歴書(写真貼付、大学入学以降の履歴、書式は自由)
2. 研究業績リスト(査読付原著論文、査読なし原著論文、著書、総説、その他に区分して記載)
3. 所属学会ならびに学会活動(役職など)
4. これまでの研究内容の概要(1,000字程度)
5. 今後の教育と研究に対する抱負(2,000字程度)
とくに、フィールド研の施設を使った教育・研究および森里海連環学に関する抱負を書いてください。
6. 社会連携に関するこれまでの実績と抱負(1,000字程度)
7. これまでの競争的資金の獲得状況(過去10年)
研究費の名称、研究課題名、代表者氏名・所属、研究期間、研究費総額のリスト
8. 7.以外に関わった研究プロジェクトの課題名、代表者氏名・所属等のリスト
9. 参考意見を伺える方(2名)の氏名と連絡先
10. 主要原著論文5編の別刷り(またはコピー)
※なお、提出書類は原則として返却しませんので、予めご了承ください。
9.応募締め切り
2013年5月24日(金曜日)必着
10.選考方法
選考の過程で必要に応じて面接を行います。その際の経費は自己負担とします。
面接の詳細は対象者に別途連絡します。
11.応募書類送付先
〒606-8502 京都市左京区北白川追分町
京都大学フィールド科学教育研究センター森林生物圏部門准教授人事選考委員会 宛
12.問い合わせ先
京都大学フィールド科学教育研究センター 吉岡崇仁
TEL:075-753-6421、 FAX:075-753-6451
E-mail:yoshioka*kais.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください)
13.男女共同参画について
京都大学は男女共同参画を推進しています。多数の女性研究者の積極的な応募を期待します。
本公募では、業績(研究業績、教育業績、社会的貢献)などの評価において同等と認められた場合、女性を積極的に採用します。ただし、評価を越えて女性応募者を優先するということではありません。