研究資源アーカイブ「遠藤吉三郎海藻標本ガラス乾板写真」

2018年2月6日、京都大学研究資源アーカイブにおいて「遠藤吉三郎海藻標本ガラス乾板写真」を公開しました。

https://peek.rra.museum.kyoto-u.ac.jp/ark:/62587/ar55244.55244
遠藤吉三郎海藻標本ガラス乾板写真, 1901-1917. Yendo (Kichisaburo) photographic plates of algae specimens, 1901-1917.

 今回公開したのは、遠藤吉三郎(1874-1921 札幌農学校水産学科初代教授)が1911年から1914年にかけて欧州の博物館などで撮影した海藻の標本、および、1901年から1917年頃までに遠藤が各地で採集した生標本、採集場所の風景など、フィールド研瀬戸臨海実験所が所蔵するガラス乾板177枚の写真です。うち115枚は、水産講習所(現・東京海洋大学)が1928年に作成した『海藻寫眞帖』の掲載写真115枚の原板でした。

(参考)
大和茂之「遠藤吉三郎の写真乾板の再発見」の展示について (2014-08-24 瀬戸臨海実験所公式ブログ)