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シカの脅威と次世代型森林再生のロードマップ研究集会

2021年7月29日(木)に、「シカの脅威と次世代型森林再生のロードマップ研究集会」をオンラインで開催しました。(参加者223人(Zoom接続のユニークユーザー数))
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【日時】2021年7月29日(木) 13:30-18:00

【場所】オンライン開催

【申込】参加を希望される方は、申込フォームで、7月25日(日)までに事前登録をお願いいたします。どなたでもご参加いただけます(参加無料、申込締切7月25日)

【企画者】門脇浩明(白眉センター/農学研究科)、石原正恵(フィールド研)、本庄三恵(生態研センター)

【共催】京都大学生態学研究センター、京都大学フィールド科学教育研究センター

<研究集会の背景>
 1990年代後半より国内外でシカなどの大型有蹄類による植生衰退、そしてそれに起因して生物多様性喪失・生態系改変が生じている。被害が長期化するにつれ、採食圧をなくしても生態系が回復しない事例が報告されるようになってきている。京都大学の芦生研究林においても、シカの過採食により豊かな森が失われてくるのを前に、2006年から防鹿柵を用いた保全と影響評価を行い、2017年以降は保全を加速すべく防鹿柵を増設した。しかし、新しく設置した柵内において植物の回復は順調とは言い難い。さらに柵外では森林崩壊の予兆ともいえる現象が見られる。こうした状況に、企画者らは従来型の保全再生学の限界を感じており、今後さらに脅威を増すシカの問題に立ち向かうためには、生態学のあらゆる最新の知見を総動員し、次世代の再生学に基づく森林再生のロードマップを構築しなければならないと考えている。本研究集会は、芦生研究林の生態系再生へのロードマップ作成に向けた具体的な作業部会の立ち上げを行うための第一歩と位置付け、様々な専門家による視点から議論を行うことを目的とする。

<プログラム> ※講演要旨集(PDF)をご覧いただけます

13:30-13:50 趣旨説明(門脇浩明)
13:50-14:40 基調講演:シカ問題の過去、現在とこれから(梶光一)
14:40-14:50 休憩

パート1:ABCプロジェクトからの話題提供(司会:本庄三恵)
14:50-15:10 シカの過採食を長期間うけた森林生態系の回復にむけて(石原正恵)
15:10-15:30 芦生冷温帯天然林における集水域単位のシカ防護柵の生態系機能保全効果(福島慶太郎)
15:30-15:50 大規模柵による植物群集保全と希少植物の域外保全(阪口翔太)
15:50-16:10 シカによる森林下層衰退の長期広域観測から模索する回復過程(藤木大介)
16:10-16:20 休憩

パート2:次世代再生学に向けた新たなアプローチ(司会:石原正恵)
16:20-16:40 次世代森林再生に向けた数理生態学の役割と可能性(立木佑弥)
16:40-17:00 遺伝子発現解析から見る植物とウイルスの相互作用(本庄三恵)
17:00-17:20 植生動態シミュレーションによるアプローチ(佐藤永)
17:20-18:00 総合討論(ファシリテータ:門脇浩明)

 参加登録はこちらの申込フォームをご利用ください(7月25日(日)締切)。

<お問い合わせ>
門脇浩明 特定准教授(白眉センター/農学研究科)
kadowaki.komei.5x*kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください)